御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。
今年も、春に行われます24時間不断念仏会の時期が近づいて参りました。

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ただし、2020年第15回24時間不断念仏会は、例年と開催内容が異なります。
後ほど詳しく申し上げますが、増上寺での開催はなく、当日一般参加の受付も御座いません。
2020年の24時間不断念仏会in東京は、例年と勝手が違いますゆえ、ご注意をば。
その事もありまして、このブログからも注意事項をお伝え申し上げます。
公式に解説して下さっておりますウェブサイトのURLも後ほど貼り付けます。
それでも、現段階(これを書いておるのが平成32年4月4日(土)です)におきましては、完全中止ではなく、場所と規模を変えての開催として下さいました。
2020年第15回24時間不断念仏会について、注意点をここから申し上げます。
Contents
2020年第15回24時間不断念仏会の開催内容
2020年第15回24時間不断念仏会は、開催自体は御座います。今回は増上寺では行われず、観智院で行われます。
それも、関係する僧侶とスタッフの方々のみで行われ、直接の一般参加は御座いませんゆえ、その辺りご注意を。
ただ、直接の一般参加は出来ないとの事ですが、中継はつなげて頂けるとの事です。
ゆえに、何らかのデバイスがインターネットに接続されておりますと、その中継を観たり傍らに設置しつつ、共にお念仏することが可能です。
なんとも、有り難きはからいに御座ります。
開始は5月2日(土)13時からで、中継はハワイのラハイナ浄土院から始まると、ウェブサイトに記されておりました。
詳しくは、後ほどお伝え致しますウェブサイトをご確認頂ければ幸いに存じます。
2020年第15回24時間不断念仏会の諸注意:今年は色々と注意すべき違いがあります
では、ここから、2020年第15回24時間不断念仏会につきまして、諸注意を申し上げて参ります。公式にアナウンスされているURLも貼り付けますから、そちらも必ずご確認の程、宜しくお願い申し上げます。
増上寺での開催はありません:直接問い合わせしないように
2020年第15回24時間不断念仏会は、増上寺では開催されません。大切なことゆえ、もう一度言います。
2020年第15回24時間不断念仏会は、増上寺での開催は御座いませんので、ご注意をば。
毎年、24時間不断念仏会は増上寺の光殿で行じられておりましたが、今回は増上寺での開催はありません。
当日に増上寺に赴いても、24時間不断念仏会に参加することは出来ませんゆえ、くれぐれも参加目的で赴かないように。
この記事を書いております時期は、東京都は週末の外出自粛の呼びかけもあり、5月もどうなるかわかりませんから、もしかしたら、増上寺を始め観光寺院など人の多そうなところにいくことは、控えた方が良さそうな気は致しますがね。
お寺さんにいくことを躊躇するような事を申し上げるのは、一念仏者としては、うーむ、と思うところではありますが。
後、これも大切なことゆえに申し上げておきます。
増上寺に、24時間不断念仏会の問い合わせはしないように。
大切なことゆえ、これも2回申し上げます。
増上寺に直接、24時間不断念仏会の問い合わせはしてはいけませぬ。

一般参加の受付はありません:団体組んで押し入ったりせんように
24時間不断念仏会は、一般参加の受付はありません。今回は残念ではありますが、一般参加は受け付けていらっしゃらないゆえ、押しかけないように。
私は常々、お念仏のご縁が広がってゆく事は、有り難き仏縁であるなあ、と思うところではあります。
ありますが、今回は世情と言いますか、娑婆で起こっております騒動の内容が内容ゆえ、人口密度を増やすような事は控えるに超したことは御座いません。
ゆえに、今回は間違っても観智院と多聞院に、団体を組んで押しかけたりせんようにしましょう。
せっかく、お坊さん達、スタッフの皆様が感染拡大を防止する対策を講じた上での開催をして下さっているのですから、水を差すような事はしないように、共に協力出来ればと思うところに御座います。
一般参加は出来ないが中継参加は可能とのこと:申し込み出来ます
2020年第15回24時間不断念仏会は、一般参加は出来ませんが、中継参加する事は可能です。24時間不断念仏会では、毎回動画配信がされており、世界中と中継が繋がって、共にお念仏しております。
まさに、法然共生、共生(ともいき)を観じる時で御座います。
こういう有り難きはからいもあり、家にいながらPCやスマートフォンなどのデバイスを使って、動画を視聴しながら、共にお念仏に励むことが可能です。
また、申し込みをすれば、ご自身がお念仏出来る場所から中継をつないで、共にお念仏することが可能です。
申し込みについての詳しい内容は、こちらのウェブサイトで確認出来ます。
:第15回24時間不断念仏会のウェブサイト:
我こそは、と思われる方は、ご自身が中継の場となられることも、乙なものやもしれませぬ。
ほんと、インターネットという技術は、有り難いものでありまするな。
共にお念仏出来る取り組み:このご時世で祈ったりお念仏しか出来ぬ凡夫なる私が感じる有り難さ
2020年第15回24時間不断念仏会は、増上寺での開催が中止となり、観智院と多聞院の皆様と一部スタッフだけでの開催と相成ったという話を、お伝え致しました。この記事を書いております4月4日(土)、アップロードは次の日になりましょうが、このタイミングで、私のところのポストに通知を頂いておりまして。
通知には、上述した話の連絡を頂いておりました。
2020年の頭頃から始まった、コロナウイルス感染拡大の騒動により、週末は特に外出自粛の呼びかけがでておる事もあり、致し方ないことで御座います。
ただ、このようなご時世だからこそ、規模を縮小したり場所を変えたり、色々な創意工夫によりて、仏事やお念仏の場、祈りやお念仏の時間の共有をはからって下さる、各寺院やお坊さん達に、頭が下がる事に御座ります。
先日も、龍岸寺にて、青空法要と言いますか、屋外に場所を変えて執り行うという工夫により、彼岸法要に参加することが叶いました。
今回の騒動によって、祈るしか出来ぬ、お念仏するしか出来ぬ自身の虚弱貧弱無知無能な凡夫の身であることを思い知らされます。
しかし、だからこそ、祈るしか出来ぬ、お念仏するしか叶わぬ身であるからこそ、こうして共にお念仏出来る、共に祈ることが出来るように工夫し取りはからって下さる方々に、感謝しております。
今回の2020年第15回24時間不断念仏会につきましても、観智院と多聞院のお坊さん・スタッフの方々にも、厚く御礼申し上げる次第で御座います。
24時間不断念仏会は、開始当初からインターネットを活用した、お念仏によりて視覚的にも繋がる事が出来る取り組みをなさってまして。
それゆえ、今回のような事態になったとしても、東京に集結せずともインターネット回線を通じて共にお念仏が出来るのであるなあ、と、改めて思うところに御座います。
同時に、土屋正道上人がいつも24時間不断念仏会で伝えて下さる「いつでもどこでもどこからでも、共にお念仏出来る」ということが、実現されているのであるなあ、と、思うことであります。
ここまで書いて、法然上人の話を思い出しまして。
確か、徒然草でしたかな、このような話がありました。
どなたかが、法然上人に「眠くなったらどうすれば宜しいですか?」と尋ねたそうな。
法然上人曰く「眠かったら寝て、起きたらまた念仏すれば宜しい。」と。
眠くなったら寝て起きて、またお念仏。
念仏道場に行けなかったら、自分がいることが出来る場所でお念仏に励む。
私も、私の居る事がかなう場にて、お念仏申すところに御座います。
2020年第15回24時間不断念仏会の会場にいけなくとも:インターネット念仏で繋がる所存です
今回は、2020年第15回24時間不断念仏会について、例年と違う形になるという事と、その諸注意をお伝え致しました。上述の通り、公式アナウンスが御座いますURLを貼り付けておきます。
2020年第15回24時間不断念仏会に参加しようと思うておられる方は、必ず公式アナウンスも
ご確認の程を、宜しくお願い申し上げます。
:観智院の2020年大15回24時間不断念仏会のお知らせ:
飛んだ先に、PDF形式の注意事項と中継参加の申し込みが出来る情報が御座います。
そちらも貼り付けておきます。(PDF形式ですからデバイスの環境によってはPDFが起動するかと存じます)
:PDFによる2020年第15回24時間不断念仏会のお知らせ:
最後に、私自身の参加についてですが。
現時点(2020年4月4日から4月5日時点)で、2020年第15回24時間不断念仏会が行われます東京都も、私の住んでおります都道府県も、週末の外出自粛の話が出ております。
また、こちらの地域では、首都圏への移動・往来も当面の自粛を、という呼びかけがなされております。
このような事情により、現時点におきまして、私が直接参加できる可能性が低い状況です。
スケジュール・日程調整してきたのではありますが、もしも今後状況が厳しくなり、週末の首都圏への移動手段に規制が設けられると、その時点で移動できなくなることが確定しますから直接参加は出来ません。
今回直接参加できれば、10回目という節目にも思えるところであったのですが。
2020年第15回24時間不断念仏会、私は自宅でインターネットに接続して、画面を観ながら仏壇の前でお念仏するという形での参加となりそうです。
騒動の規模と内容が内容ゆえ、致し方なし。
だからこそ、お念仏出来る場所で、お念仏で繋がる所存に御座います。
合掌、十念、礼拝