御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。
京都の清浄華院をメイン会場としました、2021年開催の第10回24時間不断念仏会in京都の清浄華院が、無事成満と相成りました。

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京都での開催は、今回で10回目となる節目とも言える、24時間不断念仏会in京都の清浄華院。
今年も、去年と同じく新型コロナウイルスの影響にて、完全オンラインでの開催でありました。
念仏道場になかなか集えぬ中、21世紀の新しい技術により、完全オンラインでも共にお念仏を称える事が出来るというのも、一つのご縁の形で御座いましょう。
これで、合計4回の完全オンラインでの24時間不断念仏会成満に御座ります。
そういうわけで、いつものように24時間不断念仏会の成満のレポートを綴って参りましょう。
Contents
2021年第10回24時間不断念仏会in京都の清浄華院成満レポート
それでは早速、2021年開催の第10回24時間不断念仏会in京都の清浄華院の成満について、ここに記します。まずは、タイムテーブル的な事実の羅列をば。
2021年9月25日(土)の12:30頃からライブ中継自体は始まり、12:45頃に主催者であられる土屋正道上人のご挨拶を頂戴致しました。
そして、13:00からいよいよ24時間不断念仏開始。
ここより、ただ一向に念仏すべし。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
最初は、ハワイや観智院、清浄華院等の中継を見ながら共にお念仏して参りました。
14:00頃からは、東京の念仏道場の三唱礼と共に、福岡・滋賀・その他には光明学園なども中継されておりました。
複数の場所とオンラインにて視覚的にお念仏で繋がる事が出来るのは、完全オンラインの恩恵と言えるやもしれませぬ。
そして、15時からは百万遍知恩寺と中継が繋がりまして。
私は、コロナウィルスの騒動から24時間不断念仏会では、百万遍の伝説をよくこのブログでも申しておりました。
今回、京都がメイン会場という事もあるのでありましょうか、こうして百万遍知恩寺さんとも中継で繋がった事に、仏縁を感じることに御座います。
16:00からは、長野県の専念寺の福田住職と共にお念仏。
福田住職が示されたフリップのご挨拶が、日本語と英語とドイツ語「Guten tag」でありまして。
私は大学の第2言語はドイツ語を履修しておりまして、その時を思い出しましたね。
17:00清浄華院のメイン会場、大方丈で、18:00清浄華院の阿弥陀堂が中継されておりました。
時々、それぞれの阿弥陀仏がアップで撮影されており、モニター越しに合掌、礼拝したもので御座います。
21:00からは、毎日18時頃から勤行、毎日のお勤めをオンラインでして下さっている、清水良将上人が、1時間担当されておりました。
私はブラウザを複数立ち上げて、清水上人のチャンネルと、24時間不断念仏会のチャンネルを同時に視聴しながら、共にお念仏させて頂きました。
毎日のお勤めを、清水上人とと思われた方は、下にURLを紹介しておきますゆえ、そちらを見てみられると宜しいかと存じます。
私も時間が合えば、共にお勤めしておりますよ。
清水良将上人のYouTubeチャンネル:りょーしょー お寺 チャンネル / Ryosho Temple
そうして、22:00多聞院から酒井上人と、23:00からは東京武蔵村山市から諸澤上人とフランス・パリのヨーロッパ仏教センターの中継があり、共にお念仏致しました。
パリのヨーロッパ仏教センターの中継を観ると、いつも初めて清浄華院で24時間不断念仏会とご縁があった日を思い出します。
その時に、諸澤上人と酒井上人に大変お世話になり、今もこうしてご縁がある事、有り難き事に御座います。合掌、礼拝。
後編:無事に成満
そうして、日付が変わって御前1時くらいまでお念仏をして、ちょいと風邪気味だったこともあって、この辺りで一旦仮眠をとりました。その後、午前4時30分頃に起床して、仏壇の前でいつもの勤行を致しまして。
4:00台に再び24時間不断念仏会のライブ映像と繋がり、いつも24時間不断念仏会でお世話になっている愛知県法雲寺さんと共に、再びお念仏。
5:00台には、観智院で土屋上人が三唱礼と行道をされて、三唱礼は私も共に立ったり座ったりとモニターの前で繰り返しておりました。
6:00台は、テレビでも紹介された事があるクリチバ日伯寺(ブラジル)の大江田上人と繋がり、共にお念仏を致しました。
その後、午前8時頃までお念仏しておりましたが、風邪気味で仮眠しかしておらんためか、ちょいとふらふらになったところで、無理せず再び仮眠を。
法然上人の教えを思い出し、調子が悪い時は休んで、調子が戻れば再びお念仏に戻ることにしたところです。
そうして、少し仮眠を取り直して、適宜休息と、そして早めの昼食をはさみつつ、9月26日(日)の12:00から、ラストスパート的にお念仏。
12:00のラスト1時間は、信州の善光寺淵之坊さんとオンラインで繋がっておりましたよ。
信州善光寺は、お戒壇巡りのお寺さんとして知られております。
私も一度は行ってみようと思うておるので、コロナウイルスの騒動がおさまって、時間を作ることが出来れば訪れてみようと思うております。
そして、13:00になり、映像は観智院に移り、土屋上人が御回向を読んで下さり、無事に成満。
皆様方、お疲れ様でした。合掌、十念、礼拝。
2021年も無事に成満した24時間不断念仏会in清浄華院:また会える日まで
2021年の第10回24時間不断念仏会in清浄華院は、昨年と同じ状況下ゆえに完全オンラインでありましたが、無事に成満に至りました。これも、開催して下すったスタッフや僧侶の方々、協力された中継地の方々の御陰様であるのだろうと、有り難く思い、感謝しております。
本当に、有り難う御座います。合掌、十念、礼拝。
今回、私は少し前から風邪気味で、途中で休む事もありましたが、何とか無事に成満まで続ける事が出来ました。
そして、御回向を読んで頂いております時、改めて、大きな災害や苦難に見舞われた時には、祈ることしか出来ない我が身であるなあ、と、思い知った事に御座ります。
新型コロナウイルスの影響は、京都でも未だ続いており、それ以外にも、今年は丸太町辺りで冠水があったりと、水難もあったものです。
熱海でも水難があった事もあり、水難地域復興祈願しております。
このような災害・苦難に見舞われた時、もちろん、寄付であったりこの身を使っての支援も御座いましょう。
ただ、そうは言っても、なかなかそれら全ての支援が出来ない場合、私にはただただ祈ることしか出来ぬなあ、出来ぬ身であるなあ、と、思い知るところに御座います。
それでも、だからこそ、ただただ祈願する、仏の名を呼び続ける事は、私にも出来る事なのであるなあ、とも、思うたり。
虚弱貧弱無知無能な凡夫であるこの身ではありますが、それでも、そんな凡夫でも、祈ることは出来るし、お念仏申し上げる事が出来るこの身でもあります。
そこに、まだまだ捨てたものではない、という希望も見出した、今回の24時間不断念仏会に御座います。
また道場に集って24時間不断念仏会にて共にお念仏出来る日まで
今回は、2021年第10回24時間不断念仏会in京都の清浄華院について、成満に際してのレポートをまとめました。未だ、共にお念仏する事が難しい世情に御座います。
それでも、人類はこういった苦難を乗り越えてきた歴史がありますゆえ、また念仏道場に集って共にお念仏に励める日も来ると思うております。
そのときまで、唯一向に念仏すべし。
合掌、十念、礼拝