御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。
京都で行われました、2022年第11回24時間不断念仏会in京都の清浄華院も、無事に成満と相成りました。

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今回は、時間を限っての直接参加も出来るように設定して下すっておりましたが、私は完全オンラインでの参加と致しまして。
新型コロナウイルスの影響と、自身の肉体調子のこともありましてね。
月曜日からずっと肉体が不調だったゆえ、病み上がりである事も鑑みて、今回の私は完全オンラインという手法で、お念仏で繋がっておりました。
直接会場入りして挨拶したかったのですが、万が一を考えまして。
2022年も無事に開催されました、京都では第11回となる24時間不断念仏会in京都の清浄華院。
無事に成満しましたことを、今回のレポートにて報告いたします。
Contents
2022年第11回24時間不断念仏会in京都の清浄華院・前半
オンライン、映像は12:30から開始されました、2022年第11回24時間不断念仏会in京都の清浄華院。最初にお念仏で始まり、土屋正道上人によるご挨拶から始まりまして。
ごあいさつの後、12:45頃より法要、そして13:00より、ただ一向に念仏すべし。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。
ちなみに、浄土宗の勤行をされている方なら、「ただ一向に念仏すべし」という文言に、なじみがありましょうかな。
一枚起請文という、法然上人の御遺訓に「智者のふるまいをせずしてただ一向に念仏すべし。」という一文がありますゆえ。
そんなこんなで、13:00より24時間不断念仏開始。
ここから17:00までは、直接参加もできる状態でお念仏が続きます。
13:00からはハワイと繋がり、最初にハワイの僧侶から挨拶がありました。
ハワイと繋がる始まり方は、いつもの24時間不断念仏会スタートの画面という、なんとも馴染みを感じまする。
ちなみに、ハワイのお寺さんの阿弥陀像は金色に輝く阿弥陀立像でした。
14:00頃からは、土屋正道上人が京都の町を念仏行脚されてる風景が映し出されまして。
京都御苑の辺り等を行脚されてました。
ちなみに、この時に会場も映し出して下さいましたが、知恩院の山門で行われるミッドナイト念仏で見られる、巨大木魚が見えました。
あれ、ばちが結構重くて、両手で持たないと木魚が打てないような大きさです。
15:00からは浄土宗大本山百萬遍知恩寺と繋がり、百萬遍のお念仏の伝説を思い出しておりました。
16:00からは、メイン画面は京都市の蓮乘寺に、各地の画面は神奈川県相模原市の光明学園に切り替わりまして。
光明学園では、光明主義の山崎弁栄上人の写真が飾られておりました。
また、光明学園では学生と思しき人々が、木魚を鳴らしながらお念仏に励んでおられました。
17:00、清浄華院の直接参加は一旦終了。
各地と繋がるオンラインの画面では、長野県上田市の専念寺と繋がりまして。
24時間不断念仏会にていつもお世話になってるお坊さんと、オンラインにてお念仏で繋がりました。
18:00から愛知県の法城寺から、メイン画面は18:15くらいから清浄華院の阿弥陀堂からお念仏。
阿弥陀堂の風景は、丁度日が暮れて薄暗いくらいの明るさが味わいのある雰囲気になっておりました。
19:00台からオーストラリアの阿弥陀寺と、20:00から長野松本市の玄向寺と繋がりまして。
21:00からは、メイン画面では京都の國生寺が映し出され、各地の画面は兵庫県神戸市の安養寺、清水良将上人と繋がっておりました。
清水良将上人は、毎日18時頃からお勤め・勤行をYouTubeにて配信されております浄土宗僧侶です。
今回は光明文から始められ、1時間お念仏で繋がりました。
22:00から清浄華院の大殿から中継、22:25頃から22:45くらいまで大殿で土屋正道上人による三唱礼がありました。
南無阿弥陀仏を3回称え、その間に立ったり座ったりするお念仏の称え方です。
私も、画面越しに三唱礼をしておりました。
23:00からフランスはパリのヨーロッパ仏教センターと繋がり、光明文から始められた模様でありまして。
この時間はいつもパリと繋がるのが恒例のようで、この時になると、私はいつも「パリと京都、お念仏でつながる夜」という言葉を思い出します。
私が心療内科のお世話になるくらいになっておった時、仏教と出会って、御縁ありまして初めて24時間不断念仏に参加した夜の事です。
ヨーロッパ仏教センターでは、23:30頃から行道。
22:45頃、行道中に土屋正道上人とパリの人達が礼をして挨拶を交わす、まさにオンラインという現代の文明の利器による「パリと京都、お念仏で繋がる夜」の実現を観る事が出来ました。
こうして、10月1日(土)の24時間不断念仏会前半は終了。
2022年第11回24時間不断念仏会in京都の清浄華院・後編
10月2日(日)に日付が変わって、0:00から長野県の法学寺と繋がりまして。ただ、この時はすでに私の体力もかなり消耗しており、ちょいと風邪のような感じもしてきたゆえ、暫く横になることにしました。
4:30前に起き上がり、仏壇の前でいつもの勤行を終えまして。
4:00台に愛知県豊田市の法雲寺と繋がり、いつもお世話になってるお坊さんのお姿も拝見。
5:00から多聞院と繋がり、5:15くらいからブラジルのイビウーナ日伯寺とも繋がりまして。
ただ、体調が芳しくなく、鼻づまりや頭がぼーっとする症状も見られたゆえ、再度横になり肉体を回復。
直接参加したかったけれど、この日もこの肉体の状態ではまずいと、この時に完全に直接参加を断念する事を決めました。
9:00くらいに何とか起き上がり、大分県の長昌寺と繋がりを確認。
9:00から京都の大本山金戒光明寺と心光寺と繋がり、京都3点と一気につながった事を地元民として味わいまして。
10:00からハワイ浄土別院と繋がり、和順の文字が映し出されて、和順会館や無量寿経の話を思い出しておりました。
11:00前に京都の國生寺と、11:00から再び光明学園と、12:00から個人の配信者と繋がりを確認。
そして、13:00に24時間不断念仏会成満。
回向もして頂き、今回も無事に24時間不断念仏が成満と相成りました。
回向を読んで頂いて:次の24時間不断念仏会は直接参加を願いまして
今回は、無事に成満致しました、2022年第11回24時間不断念仏会in京都の清浄華院のレポートをお送りいたしました。今回から、京都でも直接参加を設定して頂いてはおりましたが。
私は新型コロナウイルスの影響と、自身のこの日の肉体の調子を鑑みて、完全オンラインでの参加という事に致しました。
このレポートをタイピングしておる時も、実は鼻をかみつつ、調子を崩しておったりしておりましてね。
次回は、例年通りであるならば、東京は増上寺を会場として、24時間不断念仏会が行われるかと思われます。
次回こそは、何とか直接参加を致したいところで御座います。
また、今回も回向文を事前に送っており、成満の後に回向をお読み下さるところで読み上げて頂きました。
今回読み上げて頂いた回向文は、パンフレットにもある「天下和順」から始まる無量寿経の言葉に関連しております。
とある地域の紛争について連想すると同時に、この天下和順から始まる言葉を思い浮かべる人も、らっしゃるやもしれません。
結願の後、土屋正道上人は、法然上人と法然上人の父上の話も交えて、お話下さいました。
それともう一つ、2024年は開宗850年の節目だそうな。
それに向けて、私も24時間不断念仏に参加出来る事を祈願し奉りつつ、日々のお念仏に励むことに御座ります。
合掌、十念、礼拝