祇園祭の宵山屋台と前祭・後祭の山鉾巡行「以外」の楽しみ方|体験談と仏教の話

御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。



前回は、祇園祭に特化した、トリバゴの使い方と共に、穴場的な宿泊施設も紹介致しました。



祇園祭の宿泊は、トリバゴの使い方を覚えて、トリバゴ経由で無事に解決出来たとしましょう。

そうなれば、いよいよ祇園祭を味わう本番と相成るわけですが、あなたは祇園祭と言うと、何を連想されるでしょうか。

恐らく多くの人が、宵山屋台と前祭・後祭の山鉾巡行をメインイベントとして、考えていらっしゃるかと存じます。



確かに、そういう印象・イメージではありましょう、最も目立ちますし、最も人も集まりますからね、宵山屋台の日と前祭・後祭山鉾巡行は。

祇園祭は7月中、1ヶ月間かけて行われる行事であり、前祭・後祭の山鉾巡行と、各々の宵山以外にも、見どころが御座います。

この辺り知っておかないと、意外と「お!」と思える魅力的な祇園祭中の催しを、見逃してしまいます。



今回は、地元民で経験者はかく語りき、という事で、祇園祭の宵山の屋台や、前祭と後祭の山鉾巡行「以外」の、祇園祭の楽しみ方や味わいを、お伝え致します。

更に、在家仏教者ゆえに御縁賜った、「祇園と仏教用語」と題しました話も、記しておきます。

祇園と仏教の話も、祇園祭の前祭と後祭の山鉾巡行、それぞれの宵山「以外」の楽しみの一つで御座います。

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祇園祭にて宵山屋台と前祭・後祭の山鉾巡行は外せないのもわかるけれど・・・

祇園祭と言えば、冒頭でもお伝え致しました通り、前祭と後祭の山鉾巡行と共に、それぞれの宵山がメインではなかろうかと存じます。

楽しむ、恐らく多くは宵山屋台で遊ぶ事がメインになってくるのではありませんかね、若人は特に。



確かに、宵山には屋台も並びますし、前祭と後祭の山鉾巡行は、写真に納めたくなることも頷けます。

ただ、地元住民で祇園祭を何度か経験している体験者なる私としましては、前祭・後祭の山鉾巡行観覧はともかくとして、宵山には突撃したいとは思いません。

取材目的であったり、ちょいとお誘いを頂いた事があったのですが、そういう事情がなければ、特に前祭の宵山には入りたいとは思わないのです。



だってね、行ったら分かるのですが、人混みのレベルが半端ではありません。



動画を観れば、その一端を垣間見られましょう。

2013年の前祭宵山風景を、ご覧あれ。







後祭の宵山は、こんな感じです。







祇園祭の前祭宵山では、本当に身動きが取れないと言う事を経験しました。

はんなりギロリの頼子さんではありませんが、「五山送り火・大文字と祇園祭はKBS京都の中継を眺めてる」というくらいの塩梅が、私には丁度良いくらいです。

最も人が集まる時と場所、その時と場所を避ける私。



これが、私が注意申し上げたい、祇園祭の注意点でもあります。



「宵山は、身動き取れず、蒸し暑し、なんたることや、なんたることや」



このように覚えて置いて頂ければ、宵山屋台に果敢に突撃される方は、それなりの心の準備となりましょう。

いや、ほんと、あれは取材などの目的がなければ、私は近づきませんがな。

祇園祭は、前祭と後祭の山鉾巡行や宵山「以外」に、魅力があり楽しみ方も色々とある

なんだか、祇園祭の前祭・後祭の宵山をディスっているように思われるかも知れませんが、駄目とは申しておりませんからね。

あれはあれで楽しむ事が出来る行事ですし、夏の京都の良き思い出ともなりましょう。



ただ、もしも宵山屋台を楽しむのであれば、足元に気をつけて、財布などの貴重品は手放さず、熱中症にならぬように水分補給をこまめに、という注意点を申し上げておきます。

恋人と、また友人やご家族で行かれる場合は、はぐれないように、という注意も申し上げておきます。



「なんか、前祭と後祭の山鉾巡行はともかく、宵山は怖くなってきた・・・。」と、思われた方、ご安心をば。

祇園祭は、宵山以外にも楽しみ方、味わい方はまだまだ御座います。

一般参加出来ない、観覧不可の行事もありますけれども、観覧出来る行事も結構ありますからね。



ここからは、祇園祭の前祭と後祭の山鉾巡行、それぞれの宵山や屋台「以外」の楽しみ方や味わい深い一般観覧可能な行事を、お伝え致します。



ちなみに、複数の行事を、時間を掛けてゆっくりと味わう楽しみ方をなさるならば、トリバゴ経由で宿泊を確保されると、宜しかろうと存じます。

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祇園祭のの楽しみ方1:神輿

祇園祭において、宵山屋台や前祭・後祭の山鉾巡行「以外」の楽しみ方の一つ目。



「神輿渡御(みこしとぎょ)」



今でこそ、祇園祭の中心行事と認識されている行事は、前祭と後祭の山鉾巡行ですが、本来の神社の中心行事が、この「神輿渡御(みこしとぎょ)」です。

この「神輿渡御」の詳細は、こちらで知る事が出来ますから、一端観てこられると宜しかろうと存じます。



参照先:「祇園祭の神輿渡御について:Kyotodesign」



「神輿渡御」は、7月17日に前祭の山鉾巡行が終わって、その日の18時(午後6時)に、八坂神社で神輿渡御出発式をした後、八坂神社を出発します。

この神輿は、結構激しく、荒々しく「がっしゃがっしゃがっしゃ!」と揺らすのが特徴で、間近で観るとなかなかに迫力があります。



私も、御縁賜ったウェブマックスという企業の頭で、デジタルハリウッドで講師も勤める神輿好きの社長さんに教えて頂き、間近で観る機会を頂けました。

ちなみに、その社長さんは担ぐ側でして、そのために日々鍛えていると言うのだから、本気の意気込みですがな。



前祭と後祭の山鉾巡行を見に来られた方は、出来れば夜まで観覧出来る予定を立てて、「神輿渡御」を楽しまれると宜しかろう、そのように経験者はかく語りき。

祇園祭の楽しみ方2:前祭屏風祭

祇園祭にて、宵山の屋台や前祭・後祭の山鉾巡行「以外」の魅力や楽しみ方、お味わいの二つ目。



「前祭屏風祭」



祇園祭の山鉾は、絢爛豪華な刺繍飾り、タペストリーも注目の的で、それゆえに「動く美術館」という言われ方もしております。

一方、前祭宵山の時期に来られたならば、昼間は「静の美術館」とも言われている「前祭屏風祭」を味わうという祇園祭の楽しみ方が御座います。

いけばな展や、美術観賞がお好きな方は、ここは外せますまい、と言える祇園祭の楽しみです。



ただし、ここで注意点をお伝えしておきます。



この「前祭屏風祭」は、屏風を展示している場所も様々で、観覧時間も個別に決められております。

案内図を用意しておりますが、年によって変わる可能性もありますから、こちらの案内図を参考にしながらも、当日は各々で正確な情報を最終確認して頂ければと存じます。



参照先:「祇園祭の前祭屏風祭:Kyotodsign」



京都駅経由でしたら、駅構内に、京都駅ビルの伊勢丹の、2回改札口出入り口からすぐのところに観光案内所がありますから、そこで祇園祭のパンフレットを手に入れられると宜しいかと存じます。

そういえば、最近あまり顔を出してなかったから、私も行ってみますかね、観光案内所。

祇園祭の楽しみ方3:仏教を味わう

祇園祭のメインイベント的な行事「以外」の楽しみ方や、味わい方の三つ目。



「仏教用語として学び、仏教を味わう」



これは、在家仏教者を生きる私としては、外せない話です。

それに、前回から仏教の話をあまりしてこなかったから、ここで仏教についてもお伝えする寺院(ブログ)らしく、仏教にまつわる話をば。



あなたは「祇園(ぎおん)」と言うと、何を連想されるでしょうか。



恐らく、京都の祇園界隈と連想される人や、平家物語の冒頭を連想される人が多いかと存じます。

私もその一人であり、また、私は平家物語の「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。」「諸行無常」に、なんだかひかれるものがあったことを、今でも覚えております。

この辺り、恐らく私には仏教の素地が備わっていたからであろうか、などと考えたりするのですがね。



「祇園」という言葉は、現在は仏教用語として関連の本にも記載されており、元を辿ればブッダ(釈尊)の時代まで遡ります。

ブッダが説法をする場所であり、安居地としてあったのが「祇樹給孤独園精舎」、略して「祇園精舎」です。



この「祇園精舎」を建立するに至る話の中で、その土地に黄金を敷き詰めて買い取ったスダッタ長者という人物がおりましてね。

ブッダに居着いて欲しいからと、金に物言わせて土地を買収するとか、経緯をブッダが知ったらなんというだろう、と、ひねくれている私は考えたりするのですがね。



それはともかく、祇園の元ネタを経て、牛頭天王の時代、神仏習合の時代に「祇園御霊会」という名前で祭礼が行われました。

そして、明治時代になって神仏分離の影響で、仏教色を取り払った「祇園祭」という呼び名が、現在まで伝わっております。



京都には、このような話を元にして建立された、「祇園寺」という寺がありまして、その境内に八坂神社があった、と言われております。

それが、明治時代の神仏分離令によって、恐らく廃仏毀釈も関わってか、八坂神社に統合された事により、祇園寺の姿は見られなくなりました。

祇園寺があったことから、本当に「祇園精舎の鐘の聲」は、祇園寺建材の時代には聞こえておったのでしょうね。






ちなみに、「祇園寺」という名前の寺は、現在は茨城県水戸市に御座います。

祇園祭と共に仏教を味わう京都観光案内

祇園精舎と平家物語、祇園寺とあの辺りの土地についてお伝えしましたから、ここで地元住民と言いますか、京都の仏教者からの案内をば致しましょう。



京都の祇園寺、そこから祇園精舎と連想し、「祇園精舎の鐘の聲」という平家物語の冒頭を連想し、平家物語を思うならば、「祇王寺」を連想した人は、いらっしゃいませんかね。

「祇王寺」は、京都嵯峨野に御座いますお寺さんです。





平家物語に詳しい人ならば、「祇王」と聞いて、一発でわかったかと思います。

ここは平家物語にも登場したお寺さんだそうですから。



ただ、祇園祭りのメイン会場からは、離れた場所にありますから、祇園祭を味わった後か、祇園祭の楽しむ前日に行かれると宜しかろうと存じます。



また、前回も少し触れましたが、トリバゴで祇園界隈か、少し離れた南北の場所に宿泊されるならば、仏教も味わう祇園祭の旅をされるのも、乙な京都観光と相成りましょう。

祇園祭を楽しめる場所に近いところ、新京極通りを三条通りへ向かって歩いて行くと、浄土宗西山派の寺「誓願寺」が御座います。

私は、MOVIX京都に映画を見に行く行き帰りであったり、用事があってあの辺りに行く際には、阿弥陀仏に「合掌、南無阿弥陀仏」と、お念仏申し上げているお寺さんです。

お堂内には、色々なパンフレットも置いてありますから、観光にも力を貸してくれるお寺さんでありましょう。



その他、祇園祭からほど近く、八坂神社から歩いて行ける近場の寺院に、「知恩院」が御座います。

祇園祭を楽しまれる方にとっては、立地も宜しい寺院ですから、祇園祭と共に仏教を味わいたい方は、知恩院にも行かれると宜しかろうと存じます。



ちなみに、和順会館には宿坊もあるのですがね、トリバゴでは一応表示はされますが、トリバゴ経由ではまだ宿泊予約が出来ないようでして、前回はお伝え致しませんでした。






トリバゴさん、宿坊も充実されてくれたらなあ、と、私の煩悩を申し上げたいところで御座います。

祇園祭を味わう京都の旅・京都観光が良き旅となりますように

前回と今回で、京都の7月に行われる「祇園祭」について、お伝えして参りました。



トリバゴの使い方から仏教にまつわる話など、結構話があっちこっちへ飛んだものかと存じます。

上で申し上げましたが、トリバゴさんが宿坊情報も増やしていって頂けると、もっと活用するのでありますがね。

京都には、勤行を体験出来る宿坊もあるわけですから、需要はありましょうし。



祇園祭について、前回と今回で知って頂き、あなたの良き祇園祭の思い出となる一助となりましたら、嬉しゅう御座います。



参照記事:「祇園祭2017の日程と京都宿泊案内|トリバゴの使い方を覚えて観光もこなす智慧」



もちろん、祇園祭の楽しみ方や味わい方は、前回と今回で話した事に限りません。



宵山の人混みに突撃して、「焼きそば取ったどー!」とするも良し。

前祭山鉾巡行と後祭山鉾巡行を、1週間以上滞在して取材するかの如く楽しむも良し。

神輿や屏風を味わうも良し。

その上で、誓願時や知恩院を巡り、仏教も味わう京都旅・京都観光に興じるも良し。



あなたの京都での良き旅の成就を、応援致す京都の民で在家仏教者を自覚する私に御座います。



合掌、礼拝

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