メンターとは何か意味を考えてみる

御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。

あなたは、メンターとはいかなるものか、そもそもメンターという言葉をご存じでしょうか。
先日、メンターについての話を、知人のメールマガジンの内容にありましてね、私も改めて考える機会が御座いまして、このような話をしております。



自己啓発系ビジネスや自己啓発本、ビジネス書の類いを読んで観ると、「メンターとは成功の鍵である」とか、そのような文言を見かける事があったものです。

最近でしたら、企業でも「メンター制度」という制度を設けていて、従業員育成の一環として、メンターという言葉を用いております。

メンターとは何か、その意味と概念を熟知した上で、言葉をお使いのことかと存じます・・・といいますか、そう願いたい。



ネットビジネス系、インターネット系のコンサルタントや高額塾講師のブログ等でも、マインドセット論の一環として、「メンターとは成功するために大切なものだ」と、ご高説垂れ流している輩も散見しております。

そういって、自分の似非コンサルティングや詐欺まがいの高額塾を売りつけるための文言でしか無い、薄っぺらい言説だったりするのが殆どですがね。

メンターにしてはいけない我利我利亡者である事は、ここら辺の文言で把握出来ます。

メンターメンターいう輩が多いけれども、そもそも、ではメンターとはいかなるものか、その意味を改めて問われると、どのように答えれば良いのか。



今回は、メンターとは何か、その意味と共に、自己啓発本などが提唱するメンター信仰の落とし穴について、実例も元にしてお伝え致します。

スポンサーリンク

そもそもメンターとはどんな意味か

世間では、特にインターネットビジネス系のコンサルタントや教材販売をしている輩には、結構「メンターとは成功の鍵で、メンターを持つ事が大切だ」という言説を発しているものがおります。

何かこう、メンター信仰でもあるのか、そういう宗教でもあるのだろうか、と思うくらいの勢いで、ごちゃごちゃと垂れ流している輩もいるくらいです。



では、そもそもメンターとは何ぞや、どういう意味であるか、という定義の部分をきっちりと知るべきでありましょう。

まさか、メンターとは何ぞや、と、一発でばしっと定義できていないのに、「メンターとは成功の鍵で大切だ、絶対持つべきだ」なんて、無責任に言ってませんよね、似非コンサルタントさん。



メンターとは、社会通念としては、「指導者」と訳されます。

指導者や助言者、師匠と呼び変えても通用します。

「だったら、メンターメンター言うてないで、仕事上の師匠とか先生ってわかりやすく言えば良いのに」と、私は思うのですがね。



メンターの語源なり由来、また歴史まで手を伸ばすと、収拾が付かなくなりますから、ここでは省きますが、仏教の話をすれば、グルだとか師に該当するのが、メンターの意味です。



関係性について、わかりやすい例を挙げますと。

ネットビジネス系の人や自己啓発系ビジネス等のコンサルタントが大好きなスティーブ・ジョブズさんの例を挙げるなら、スティーブ・ジョブズさんのメンターと言える存在が、曹洞宗の禅僧である乙川弘文さんです。

スティーブ・ジョブズさんは、禅に傾倒していた人でもありますし、この話はご存じの方もいらっしゃるかと存じます。



現在のメンターとは、企業のメンター制度においてでしたら、公的なメンターという概念が御座います。

ネットビジネス系や自己啓発系などの「メンターを色々と持つ事が大切だ」というのは、非公式・非公的なメンターも含みます。



ごちゃごちゃと申し上げましたが、要するにメンターとは「自分にとっての指導者や助言者、師匠に該当する人」という意味で、覚えて置けばよろしいかと存じます。

自己啓発的なメンター信仰の落とし穴:盲信すると人生を消耗します

メンターとは、指導者や師匠、自分を導いてくれる人と言う事で、ひとまずは意味を頂いておくとして。



ネットビジネス系の「マインドセットが大切だ教」の人や、メンター信仰を持っている人は、やたら「メンターが大切だ、成功するにはメンターの存在は欠かせない」と、言ってきます。

そもそも成功の定義が曖昧ですが、この場合の成功の定義とは、恐らく「経済的な成功」の事で、平たく言えばお金を稼げるかどうかということでありましょう。

ブログなどを観ると、「この分野ではこのメンターというように、メンターを持つべき」と言いながら、自分のコンサルティングや高額塾などを売りつけて、自分をメンターにしてやろうという魂胆も見え見えだったりします。

実情は、メンターが大切であると妄念を押しつけてすり込み、金をせしめるというものです。



まあ、メンターが大切だ、という意見も、わからんでもありません。

よき師との御縁が、自身を向上させる自己啓発的な効果効能がある事は、私も経験上、否定するどころか納得している部分もありますからね。



ただ、それにしても、メンターメンター言い過ぎ、メンターが必要であると強調しすぎ、と、思うところも御座います。



冒頭でお伝えしました、メンターについて触れたメールマガジンの差出人である私の知人も、メンターには懐疑的であり、その人はメンターは特におらんのに、少なくとも経済的な課題は克服しております。

メンターが成功の鍵であり、絶対的に必要であるならば、彼の事例はどうすんだって話です。



メンターとは絶対的に必要なものではありませんし、あまりメンターが大切だという風潮に流されて、それを盲信していると、人生を消耗します。



それに、メンターが大切だという事を盲信するようになってくると、メンターを探すことが目的化してしまい、本質を見失いかねません。

メンター捜しのために、懇親会だの飲み会やセミナーに参加しまくって、名刺交換をいっぱいするけれども、現状が全く変わっていないという人は、まさに典型的な落とし穴に嵌まった姿をさらけ出していることになります。

いませんかね、やたら名刺交換ばっかりして、力がありそうな人に媚び売りまくっている憐れな人。



メンターが大切だ、という事は、それはそれで頷ける話ですが、それを狂信的に信奉しすぎると、本末転倒な事になってしまいます。



他の落とし穴・問題点に、仮にメンターとやらを見つけたとした後にも、怖さが御座います。

それは、「そのメンターを盲信する教信者となってしまう」という怖さです。

「メンターの言う事は絶対だ」と、頑として他の意見を受け付けないという人って、怖いと思いませんか。

某宗教団体の事例を観れば、その怖さも垣間見られるかと存じます。



ネットビジネス系のメンター論やマインドセット論でよくあるのが、「先輩やメンター以外のメールマガジンを全て削除する」「一点集中だ!」というやつです。

選択と集中の話や、一点集中の大切さは、わかるのですがね。

しかし、これを鵜呑みにすると、仮にメンターとやらが我利我利亡者や詐欺師であった場合、素直すぎる人や免疫が無い人は、今度は自身が詐欺師や我利我利亡者になりかねません。



メンターの教信者となってしまう怖さを、きちんと認識しておかないと、その毒に当たられてしまいます。



そもそもとして、メンターとは絶対に必要で成功するために不可欠だ、とか言うてる輩が、実は我利我利亡者だったり詐欺師である場合が御座います。

そのような輩のメンター論に毒されてしまったら、そりゃ人生も消耗しますわな。
スポンサーリンク

我利我利亡者や詐欺師をメンターにして詐欺師になった痛い奴の例

メンターとは何か、その意味や概念の理解を全く深める事なく信仰し、我利我利亡者で詐欺師になってしまった憐れで痛々しい実例も、私は目の当たりにしております。

潜入捜査した事例ですから、事実としてはっきりと刻まれたことを、お伝え致します。



この我利我利亡者な詐欺師の実例は、学生時代に運良く金を手にしてしまい、完全に社会を舐めて、ついに本当の詐欺師になった悲しい事例です。



この亡者は、トレンドアフィリエイトコンサルタントのところでコンサルティングを受け、運良く稼げたことから、大学も中退して、今度は自分がトレンドアフィリエイトをコンサルティングする側にまわりました。

全然、コンサルティングの体をなしていませんでしたがね。



大学中退するのも、コンサルティングをすることも、別にそれ自体に問題はありません。

実力が伴っていて、尚且つお金の頂き方やコンサルティングのやり方が真っ当であれば、社会的にも善き行いになり得ましょう。



それ自体は悪ではありませんが、私が潜入して色々とカマをかけてみたところ、宗教的な視点からも社会通念からも、はっきり言って人間性に問題ありまくりでした。

あ、失礼。人間ではなく「亡者」でありました。

私、この類いは人とはみなさず、「亡者」出会ったり「多財餓鬼などの餓鬼の類い」と見なしておりますがゆえに。



この亡者は「コンサル生をお客様扱いしない」と言っていましたが、その時点で客商売をする側の心構えとしては終わってますからね。

ここで「何故駄目なんだ?どこが終わっているんだ?」と思われる人はあ、コンサルタントもやっちゃいけませんし、そもそも客商売をしてはいけません、恐らく破綻する可能性が高いでしょう。

実際、この亡者も破綻しておりますし。

なぜ、「お客様扱いしない」と平気で言ってしまう事がいけないのか、その話は別の機会に譲ります。



で、この亡者も「メンターが大切だ」という言説を垂れ流して、メールマガジンやブログなどでコンサルティング販売をしておりましてね。

この亡者のメンターを調べて観たら、まあ、なんとも低レベルで浅はかなトレンドアフィリエイトコンサルタントを名乗る奴だった、というところまで辿り着きました。

亡者のメンターも我利我利亡者で、詐欺とまではいかないけれども、亡者のメンターにも接触してみたところ、平気で「こうすればぼったくれる」と言っちゃうレベルでしたがな。



こんな我利我利亡者をメンターにしていたことも、大いに関係しているからでありましょう、その学生上がりの亡者も、我利我利亡者な似非コンサルタントになってしまっておりました。

そして極めつけと言わんばかりに、金だけ取って商品を渡さなかったという、詐欺行為にも及んで、トラブルになってしまった事例を、目の当たりにしましたよ。



メンターとは、確かに大切であるという言説も、理解出来ます。

しかし、誰にメンターとなって頂くか、その事を「正見(しょうけん:正しく観る事)」が出来ない智慧無き者がメンター捜しをしていると、詐欺師や我利我利亡者をメンターにしてしまいかねません。



メンターとなり得る人物かどうかを、きちんと把握出来る目を持っていないと、私が潜入捜査して情報を得たような、学生気分で詐欺までやらかしてしまう詐欺コンサルタントや販売者になる怖さも御座います。

メンターの意味を浅い理解しかしないままで、メンターとは絶対的に必要だと言うメンター論を盲信していると、詐欺師や我利我利亡者をメンターにしてしまい、自分も詐欺師な我利我利亡者になりかねませんから、ご注意をば。

メンターとは結果論的な概念

メンターとは何か、その意味の理解と共に、メンターという概念を、いわゆる「ディスる」ような事を言ってきたように思われるかも知れません。



私は、メンターという概念そのものを否定してはおりませんし、良きメンターとの御縁は大切である、という立ち位置です。

問題だと思うのは、「メンターとは成功するために絶対的に必要である」という、メンターを盲信するあまり、メンター探しが目的化したり、行き過ぎた時の怖さを認識していない人が多いのでは無いか、という事です。

他の問題点として、メンターを信仰するあまりに、メンターの言う事を盲信してしまい、そのメンターの教信者となる事は、問題点やメンター論の落とし穴の項目で、お伝えした通りであります。



そもそもとして、私にとってメンターとは、「結果論」であると頂いております。



私にとって、「メンターとは誰だ?」と聞かれた場合、今でしたら仏教者・宗教者という自覚があるために、釈尊であったり法然上人、親鸞聖人が、私にとってのメンターと言えるでしょう。

ただ、私はメンター捜しをしていたり、「よし、法然上人をメンターにしよう」と力んでいたわけではありません。



私は、浄土宗の勤行をするようになり、法然上人の御教えや御言葉に毎日触れさせて頂くという日暮らしをしております。

そうして、浄土宗・法然上人の仏法が私の毛穴から染みこんでいき、ふとその御言葉や仏法に戒めて頂いて、お救い頂いた経験が御座います。

そのような出来事と共に、今、ここで振り返って、「そういえば、私にとってメンターとは、法然上人であるかな。」と、結果論として論じることは出来ます。



このように、メンターとは力んで無理して探すのではなく、「結果論として、あの人はメンターだった、メンターとして機能して下さっていた。」という頂き方をしております。



仏教には、師匠を求めて遍歴したり行脚する、という概念は御座います。

禅宗の「雲水(うんすい)」と呼ばれる人は、師匠・禅師を訪ねて遍歴したり、そのための行脚もされます。

師匠を訪ねて遍歴するという部分は、確定的な意味ではありませんが、メンターを探しているという意味に捉える事も出来るでしょう。

雲水の意味はそれだけではありませんが、ここでは雲水の説明は割愛致します。

メンター捜しに躍起になっている人は、そのような状態に陥っている自己に気づいて欲しいから、「雲水」について一度学んで欲しいとは思うのですがね。



メンターとは、力んで探すものではなく、結果として「あの人はメンターだったな」というくらいの塩梅が丁度良い、私にとっては相性の良い頂き方で御座います。



もしも、メンターとは絶対に必要な人の事、という事に縛られていると気づかれたら、一度メンターの意味を、今回の話と共に、より深く学び直してみては如何でしょう。

その上で、メンター探しをされるならば、私は止めはしません。

止める権利もありませんからね。



ただし、自己啓発的なメンター探しの落とし穴に嵌まらないように、ご注意を。

今回の話が、メンターとは何か、その意味をあなたの中で深めるきっかけとなり、巷のメンター論に毒されぬ智慧と働きましたら、嬉しく思います。



合掌、礼拝

スポンサーリンク