マインドフルネス瞑想をするなら読んでおきたい3冊の本

御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。

NHKの番組や、色々なマインドフルネス瞑想に関する本が増えてきた事もあり、マインドフルネスや瞑想を始める人や、興味を持たれる人も増えているのではないか、と勝手に考えております。
この寺院(ブログ)に起こし下すったあなたも、多かれ少なかれ興味がおありであったり、すでに実践されているから、この文章を読んでいる、ということやも知れませんね。

マインドフルネス瞑想については、以前からお伝えしております注意点に書いた通りに、まずは瞑想指導者に直接指導を仰ぐのが、宜しいかと存じます。



ただ、予習や復習のために、言語から学んでおきたいというのも、理解を深めるためには、確かに有意義であります。

そのために、私が読んできた、御縁のあった瞑想本の中から、瞑想するなら読んでおくと良い、読んでおくべきと思う本が幾つか御座いまして。

その中から、特にこれは、と思う本を3冊に絞ってお伝えして、あなたの瞑想生活であったり、日暮らしにマインドフルネス瞑想を取り入れられる一助となれば、嬉しゅう御座います。

あくまで私の主観によって選んだ3冊ですけれども、どれも読んでおく事によって、マインドフルネス瞑想をする上で、瞑想難民にならないように導いてくれる事で御座いましょう。



尚、読み物としても面白くて興味深いと、私が感じたものに厳選してあります。

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マインドフルネス瞑想で読んでおきたい本1:悟らなくたって、いいじゃないか

マインドフルネス瞑想に触れる上で、読んでおきたい本の一冊目は、
:悟らなくたって、いいじゃないか
です。



著者は、プラユキ・ナラテボーさん魚川祐司さんです。



これは、この寺院(ブログ)でも、何度も取り上げている本であり、マインドフルネスなり瞑想に触れる際、必読書であると私が考えている本でもあります。

また、コンサルタントなり学校の先生なり、指導的立ち位置にいらっしゃる方も、必読書と言える一冊で御座います。



ほんと、コンサルタントを名乗るならば、必ず読んでおくべきだと思いますがね。

指導的立ち位置におると、ついつい驕り高ぶり傲慢になってしまいやすい立ち位置である事から、そのような傲慢さが強くなり、ふんぞり返ってしまいます。

実際、そういう自称コンサルタントや詐欺師も、観てきたものでありますから、体感的に存じ上げております。



特に156ページからは、必ず読みなさい、と申し上げたい。

「悟らなくたって、いいじゃないか」は、マインドフルネス瞑想のやり方そのものを書いた本ではありません。

プラユキ・ナラテボーさんの本と言いますと、多くがマインドフルネスや瞑想についてと共に、手動瞑想などの具体的な瞑想の方法が書いてありますが、これは少し味が違っております。



しかし、瞑想をする人にとってとても大切な本であり、読んでおくべき本にしたのは、「瞑想難民」にならぬ智慧を頂けるからであります。

これ、凄く重要な事ですよ。



マインドフルネス瞑想は、テレビ番組や某有名企業も活用していると言う事で、「ゲイン(効果効能や得られるもの)」の価値が、一人歩きしている風潮を感じます。

「あの企業も取り入れているのか、だったら売上アップにマインドフルネス瞑想だ!」と、短絡的に考えてしまっても、不思議では御座いません。



しかし、瞑想はお金を稼ぐためにやるものではありません。



もちろん、マインドフルネス瞑想によって、「結果的に」売上アップなり商いやビジネス(取引)が上手く行くことも御座いましょう。

しかしそれは、あくまで結果論であり、マインドフルネス瞑想の主目的ではありません。

この辺り、その他の本やテレビ番組、メディアによって「誇大広告」となってしまっており、それに当てられる事に警鐘を鳴らしているのが、この「悟らなくたって、いいじゃないか」という本です。



「悟らなくたって、いいじゃないか」をきちんと読んで学ぶ事により、瞑想難民であったり、瞑想を賢しらに利用してやろうという煩悩にも当てられない智慧を頂く事が出来ます。

それによって、マインドフルネス瞑想の道筋がきちんと正され、日暮らしの中で実践する時に暴走しない方向性をもって、取り組む事が出来るのです。



まずは一冊目として、これは読んでおきたい、いえ、読んでおくべきです。

マインドフルネス瞑想で読んでおきたい本2:自由に生きる

マインドフルネス瞑想を実践する上で、読んでおきたい本の2冊目は、
:自由に生きる
です。



「自由に生きる」は、プラユキ・ナラテボーさんの本で、一冊目の「悟らなくたって、いいじゃないか」の著者でもあります。

「悟らなくたって、いいじゃないか」と同じ著者でありますし、繋がる話も御座いますあら、二冊目としてとても読みやすいかと存じます。



この「自由に生きる」は、現段階におけるプラユキ・ナラテボーさんの集大成的な本であり、言うなれば「プラユキ仏教」と共に、マインドフルネス瞑想の具体的な方法も学べる一冊に仕上がっております。



前半は、プラユキ・ナラテボーさんがタイで出家されて僧侶としての活動をされるまでの話が書かれており、読み物としても面白いと感じました。

特に「開発僧(かいほつそう)」という僧侶の生き方や在り方については、とても学ぶべき事が御座いますよ。

資本主義であったり、経済偏重の時代となった現代日本で生きる私達にとって、全く違った視点で観る目を養うきっかけとなり得る話が書かれております。

「自由に生きる」では、このような話を盛り込みながら、原始仏教サイドの基本的な教学について、プラユキ・ナラテボーさんが噛み砕いて解説して下さっています。



また、終盤の瞑想の実践や練習については、写真入りで解説されておりますから、一度プラユキ・ナラテボーさんのマインドフルネス瞑想会に参加された方にとっては、とても良き復習本となります。

仏法をきちんと学びながら、マインドフルネス瞑想も同時に学べる「自由に生きる」は、「悟らなくたって、いいじゃないか」とセットで読む事により、瞑想難民にならぬ智慧が、より学べます。

マインドフルネス瞑想によって、かえって苦しんだり悩みやストレスが増幅するといった暴走をしないためにも、この二冊は最初の頃に読んでおきたい本であると私は味わいを頂いております。



ちなみに、「自由に生きる」は、電子書籍版でしたら製本版より半額近い価格で購入する事が出来ます。

出来ますが、書籍版の方が読みやすかったから、私は書籍版を購入致しました。
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マインドフルネス瞑想で読んでおきたい本3:自由への旅

マインドフルネス瞑想をする上で、読んでおきたい本の三冊目は、
:自由への旅
です。



これは、著述家で翻訳家である、ニー仏こと魚川祐司さんの本で、「自由に生きる」よりも前に書かれた本であります。

表題・本のタイトルが「自由に生きる」と似ていますね。



内容は、ウ・ジョーティカ師が瞑想について解説されていた講義を、魚川祐司さんが翻訳されたものです。

この「自由への旅」は、実はPDF版がインターネット上で公開されておりまして、無料で読む事が出来ます。

私も以前に、無料版であるPDF版を読ませて頂いておりましたが、書籍版を購入致しました。

書籍版は3500円近くしますけれども、それでも書籍版の方がとても読みやすくて、PDF版を知っていても購入したほどです。



マインドフルネス瞑想、またウィッパサナー瞑想をされるのであれば、必ず「自由への旅」は読んでおくべきである、と考えている一冊です。



550ページ程もある分厚い本ですけれども、難解な仏教用語で書かれておらず、きちんと噛み砕いた表現にて、瞑想について解説されていますから、私は読みにくいとは感じませんでした。

仏教の本によっては、仏教用語をあまり解説無く使いまくっていて、読みにくいものもありますけれども、「自由への旅」は、易しく編集されております。

この辺り、話者であるウ・ジョーティカ師の話し方や表現力と、的確でわかりやすく翻訳された魚川祐司さんの尊き技による、有り難いところであります。

私が学ばせて頂いた箇所を、一部お伝え致しますと。



前半部分の69ページに、「日常をいかに生きるか」という事の重要性を説かれた箇所が御座います。

マインドフルネス瞑想って、仏教なり宗教的な話が入ってくると、どうも日常とは違った世界の事である、と認識されがちです。

宗教体験などの話を聞いていると、確かにそう思いたくなるのもわからんでもありません。



ただ、プラユキ・ナラテボーさんも仰っている事ですが、マインドフルネス瞑想は切り離された空間や環境に依存した上で、行うものでは御座いません。

これは、自己啓発セミナーなどで、よくやる技法・テクニックですね、日常と切り離した空間を故意に創り上げて、お客様を洗脳して金銭を奪うというやり方は。

マインドフルネスな瞑想はそうではなく、日常に戻ってもきちんとなせるようにしてある事が肝要です。



他にも、「概念に囚われている、概念の地獄」という事についても、「自由への旅」で気づかせて頂けます。



現代社会は、何かと概念が一人歩きしており、それに囚われてしまっておらんでしょうか。

典型的かつ代表的な事が、お金という概念でありましょうし、今回の表題に上げております「マインドフルネス瞑想」も、その概念が一人歩きしている風潮があると、私は観ております。

前半でもお伝えしました通り、マインドフルネス瞑想の誇大広告は、その典型と言えるのではありませんかね。

「マインドフルネス瞑想によって、ビジネスで成功する」なんて事は、勝手に妄想して創り上げた観念です。

それに振り回されると、「マインドフルネス瞑想をしているのに、ビジネスで成功出来ない・・・」と、焦ったり落ち込んだりして、逆効果になってしまいます。

あ、この「逆効果」というのも、観念ですね。



怖いのは、「マインドフルネス瞑想でビジネスに成功した!」と、なまじ結果が出てしまい、それを強引にマインドフルネス瞑想と結び付けてしまうことです。

こうなると、思考や暴走した概念によって、「マインドフルネス瞑想=ビジネスの成功に役立つ」という概念を創り上げてしまい、酷い場合には、他の人にも押しつけてしまいます。

「マインドフルネス瞑想をまだやっていないの?遅れてるね、だから成功出来ないんだよ」なんて言う輩は、憐れな瞑想難民であり、何らかの亡者になりはてた姿に観えますがね。



そういった瞑想難民にならぬ智慧について、ウ・ジョーティカ師の話と、魚川祐司さんの翻訳から学ぶ事が出来ます。



マインドフルネス瞑想をされるならば、1月目と2冊目と共に、この「自由への旅」も読んでおくことが望ましいでしょう。

この三冊があれば、瞑想難民であったり、マインドフルネス瞑想で暴走することを事前に防ぐ安全装置を学びつつ、瞑想を実践していく事が出来ます。

マインドフルネス瞑想についての本を読む前か読んだ後に、必ず一度は直接指導を受けておきたい

今回は、マインドフルネス瞑想について学べる本の中で、特にこれは、と私が学ばせて頂いた3冊を取り上げて、お伝え致しました。

「自由に生きる」と「自由への旅」は、少々価格が高いと感じられるかも知れませんが、製本版を持って置く事が望ましい、と、体験からも言える事であります。

伝書書籍版やPDF版よりも、圧倒的に読みやすいものでしてね。



そして、ここで注意点をば。



以前もお伝え致しましたが、確かにマインドフルネス瞑想について、本を読んでおくことは意義のある事で御座います。

復習にもなりますし、理解を深める上でとても力となってくれます。



ただ、マインドフルネス瞑想を日常に取り入れて実践し続けるのであれば、必ず一度は、マインドフルネス瞑想会や瞑想センターに行って、手ほどきを受けることが望ましいでしょう。



現在は、動画でも学べますけれども、真面目な人でしたら「これで大丈夫かな?」と、自分が実践している瞑想に疑問を持たれる事もあるかと思います。

私がそうでした。

私の場合は、運良く近所でプラユキ・ナラテボーさんのマインドフルネス瞑想会が開かれたから、そこで1日がかりでみっちり学ばせて頂いた事で、そのような不安は解消されましたから、このことは経験的に申し上げられる事に御座います。



本を読んで予習してからマインドフルネス瞑想会や瞑想センターで直接手ほどきを受けるか。

一度、直接指導を仰いでから、復習と、より理解を深めるため日本を活用するか。



マインドフルネス瞑想と本は、このような関係性の上で、実践されるのが望ましい、私の経験からこのように申し上げておきたいところで御座います。



尚、今回の話と共に、こちらも併せて読んで頂き、参考にして頂く事で、マインドフルネス瞑想を本から学ぶ上での参考資料となりましょう。

参照記事:「マインドフルネス瞑想の3つの注意点と解決方法|瞑想で消耗しないために」

参照記事2:「マインドフルネス瞑想入門にプラユキ・ナラテボーさんの本や講座が良い2つの理由」

参照記事3:「「悟らなくたって、いいじゃないか」という本は、コンサルタントや教育者の必読書」

参照記事4:「「だから仏教は面白い!(魚川祐司さん著)」は面白い。」



あなたのマインドフルネス瞑想を取り入れた日暮らしが、よき生き方や良き縁となる一助となりましたら、嬉しく思います今日この頃に御座います。



合掌、礼拝

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