戒・定・慧の三学について更にツイキャスで学んだ事の備忘録|パユットー師の仏法

御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。



前回は、浦崎雅代さんとホームさんのツイキャスにて、「戒・定・慧」、三学について学んだ事を、お伝えしております。

今回はその続きでありまして、浅学な私の体感と致しましては、専門的な話だったなあ、という感想を持つに至りましてね。



この段階で陳謝しておきますが、今回の話は、私はあまりきちんと理解出来ておりません。

この本にこう書いてある、パユットー師の「仏法」という本を参照して頂ければ、と、弱々しい事を申し上げる事を、予めお伝えしておきます。

それゆえに、今回の記事は、私の備忘録的な要素が大きいと言いますか、学ぶための一歩目と言いますか、出発地点的な意味で、綴っております。



聴聞中は理解がなかなか追いつかず、パユットー師の「仏法」と、「仏教要語の基礎知識」を開きながらノートを取り、忙しなく聴聞しておりました。

今回のツイキャスでは、私が如何に無知なる凡夫、何も知らない勉強が足りていない者であるか、思い知らされた次第で御座います。

だからこそ、この事を大切に、浦崎雅代さんとホームさん、そして、共に聞いていて的確な質問をして下さった聴聞者の方から学ばせて頂いた事を元にして、学び続ける次第で御座います。



と、冒頭から、難とも言い訳がましい、みっともない私。いかがせん、いかがせん。合掌

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戒・定・慧を日常で使うという教え

浦崎雅代さんとホームさんによる、パユットー師が説かれる「戒・定・慧」三学についての話の続き。



前回は、戒・定・慧の基本的な事と言いますか、パユットー師が説かれている話を、具体的な事例や譬え話を用いて、ホームさんがお坊さんモードになって、伝えて下さっています。



参照記事:「戒・定・慧の三学についてパユットー師の教え|浦崎雅代さんとホームさんのツイキャスでの学び」



前回のツイキャスを聞き直すことが望ましいですけれども、ツイキャスの冒頭では、前回の復習をして下さっていまして、有り難い計らいに御座います。



今回の話では、生活の上で戒・定・慧をどうするか、という話と共に、専門的な話をして下さっています。

そのため、今回は専門的な話や、仏教要語・仏教用語の羅列になるであろう箇所もありまして。

その辺り、ご自身で調べて頂けるように、参考となる本は紹介しておきます。


「戒」について、更に具体的な話

今回の浦崎雅代さんとホームさんのツイキャスは、ホームさんがお坊さんモードになって、戒・定・慧の三学について、それぞれを更に掘り下げた話で御座います。



まず、「戒」についての更なる話。

パユットー師から学ばれたホームさんは、戒には4つの事柄がある、と教えて下さいます。



一つ目は「やってはいけないことをしないようにしているか、法を守っているか」です。

これは、戒や律もそうですが、法律や社会のルールも含めた、もっと広い意味であると、ツイキャスにて教わりました。

ここを聴聞中、私はなんとなく「七仏通誡偈」を連想したものです。

「悪い事をせず、善い行いを積む」というやつです。



二つ目は、「六処(眼耳鼻舌身意)」が、外界と正しく接しているか、それらの器官を正しく調えて生きているか」ということです。

例えば、誰かの話し声を聞いて、「なんか悪口言われているのではないか」と、気になりまくっている状態は、耳と、それに関わる感性が調えられていない、という事であると、解説して頂いております。



三つ目は、「純粋な職業」について、です。

純粋な職業というと、私も「どういう事だろう?」と思うたのですが、この話を聞いてすぐに、「空海!感動の人生学」で読んだ、してはならない布施について思い出しました。

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この文庫本の137ページに、「してはならない布施もある」という項目がありましてね、そこに、ホームさんがパユットー師から学ばれた戒の話にも、通じるところがあると、直観致しまして。



この本で、してはならない布施とは、「人を傷つけたり、あやめたりする道具を与える事」「酒を与える事」「人を惑わす事柄」等と解説されています。

ホームさんの解説も合わせると、「賭け事の類い、それを商売とする事」も加わります。

これらを商売としてやるという事、すなわち、人を惑わせたり傷つける物やサービスを売りつけて金銭を得るというのは、もってのほかという事でありましょう。

現代社会において、流石に酒屋をやめろとか、そういう事は言えませんが、人を賭け事に誘って金品を巻き上げるという事は、まさに三つ目の戒の話からすると、とんでもない事である、と、私は解釈致しました。



四つ目は、「「衣食住薬」という、生存に関わる4つの事柄が、正しく調えられていて、機能しているか、適切に使われているか」ということです。



「え、衣食住だけじゃなくて、薬も?」と、思われる人もいらっしゃいましょう。

仏教では、薬についても説かれている教えがありまして、その事については、「お釈迦さまの薬箱」で、学ぶ事が出来ます。

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実はこの本、私はプラユキ・ナラテボーさんのTwitter説法・辻ッターの御縁で知る事となりましてね。

現代にも通じる話がありますから、興味がある方は読まれると宜しかろうと存じます。

私は、「尽寿薬(生涯にわたり、いつでも服用して良い薬)」について、現代で言うなら副作用の心配が殆ど無いと言われている、サプリメント的なものかなあ、とか、考えたものです。

この理解の仕方が正しいかどうか、教えて詳しい人、というところではありますがね。



以上が、戒についての大切な4つの事柄であります。



この4つは、どれか一つでも欠けていると宜しくなく、それが「戒・定・慧の三学全てが揃っていないと宜しくない」に、繋がります。



例えば、1・2・3が出来ていても、4が調えられていない、暴飲暴食しまくっているとかですと、体を壊して、それが2(六処)が崩れていく、なんてことに繋がります。

そうならないように戒めねば、と、ツイキャスのホームさん法話を聞きながら、思うたもので御座います。

戒についての専門的な話と参考書・本

戒についての話を、ホームさんがして下さっている時に、共に聴聞して下さっていた視聴者の方が、「仏法」のここにも詳しく書いてありますよ、と、補足事項を教えて下さいました。

詳しい人、善知識の案内、非常に有り難し。



パユットー師の著書「仏法」では、版にもよるとは思いますが、405ページ辺りに書いてあるそうです。

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私は電子書籍版で持っておりまして、電子書籍では「97%・6618」辺りの、※10の項目です。

ここに「別解脱律儀戒」「根律儀戒」「活命遍浄儀戒」「資具依止儀戒(あるいは資具受用儀戒)」とあります。



それぞれを簡潔にお伝えしますと。



別解脱律儀戒は、法を守る、戒や律を守る事。

根律儀戒は、六根を正しく調えている事、六根が外界と正常に触れている事。

活命遍浄儀戒は、正しい言動や生活スタイル、真っ当な職で生活している事。

資具依止儀戒(あるいは資具受用儀戒)は、衣食住薬を正しく受用し、自覚している事。



ここでは、それぞれを解説しだしたらきりがありませんから、言葉の紹介だけでご勘弁願います。

解説出来るほどの知識も智慧も無いのが本音なのですがね、私はこの辺りを学ばねば、というところで御座います。

ほんと、私は何も知らない無知・無明であるなあ、と、己を顧みる今日この頃。

勉強が足りない、智慧が足りない、修行が、足りない。



ちなみに、戒学について、別解脱律儀戒や関連する事柄については、「仏教要語の基礎知識」212ページ辺りでも学べます。



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「定について、更に具体的で専門的な話:細かくは40項目もある

続いて、三学の「定」について。



「定」とは、もの凄くざっくりと申しますと、「心の能力・やる気」だとか、そういう意味の事柄です。

よく「集中」と言ったニュアンスで解説されることがありますが、ここではもっと広い意味で捉える概念であると、ホームさんが教えて下さいました。

心の力全般、と言ったところでしょうか、私はそのように聴聞しながら解釈致しております。



この「心の能力を高める法」は40種類あるらしく、流石に時間的な配慮もあって、ツイキャスでは40種類全てを羅列することはありませんでしたがね。



この「定」の話において大切な注意として、「定」を育み大切にすることは肝要な事柄ではあるが、それにはまり込まないようにすることだ、と、教わりました。

これは、「定」にはまり込む、集中する事が目的化して、他を疎かにしてしまうという事を、戒める教えです。



例えば、こういう事ってありませんかね。



集中型の瞑想を初めて、「集中しなきゃ集中しなきゃ集中しなきゃ!」と、集中する事それ自体が目的となり、そこにはまり込むという事。

日常の話を致しますと、「仕事に集中しなくちゃ!」と勤しむのは良いけれど、「集中する方法」等の本を買い漁り、肝心の仕事が疎かに、お留守だぜってなことになっている、とか。

そりゃ、本末転倒でありましょう。



「定」は、確かに大切な事ではありますが、そこにはまり込まないように注意したいものです。

これは、自戒を込めて。

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「定」の40項目についての参考書・本

「定」について、ホームさんは定を高める方法は40種類あると、教えて下さっています。

これについては、上述した「仏教要語の基礎知識」に書かれております。



222ページの「(2)禅定修行の方法」という項目にて、パーリ仏教についての話が書かれておりまして、そこに「四十業処」という言葉が記載されております。

この「四十業処」が、定を高める方法です。



詳しくは、「四十業処」で検索して調べて頂くか、「仏教要語の基礎知識」を読んで頂く事が手っ取り早いでしょう。

「慧」について、更に具体的な事柄

最後に「慧」について。

慧、智慧の開発の仕方は多くあるそうですが、ホームさんは今回のツイキャスでは、二つの事柄に絞って教えて下さっています。



慧・智慧を開発する仕方の一つ目は「自分の思考を丁寧に、かつ、広く深く吟味・考察し、理に基づいた考え方でしていく」です。



この「理に基づいた考え」を育むための教えとして、ツイキャスを視聴されている善知識なる方は、「Yoniso-manasikāra(ヨーニソマナシカーラ)」についての質問をして下さいまして。

「Yoniso-manasikāra(ヨーニソマナシカーラ)」とは、日本語にすると「如理作意」の事で、「理にかなった考え方をする、根本を思慮・考察する」という意味です。

「ずっと思考を続けて、探究・究明する」という意味でもあります。

パユットー師の「仏法」には、この「如理作意」が、「慧」を開発する軸であり、基本要素であると説かれております。

慧・智慧を開発する仕方の二つ目は、「他者からの情報をしっかりと学ぶ事」です。

他者からの情報とは、他人からという意味だけでは無く、もっと広い意味で捉えて頂くと、宜しいかと存じます。

それは、仏陀の教えであったり、友人知人や、本も含めます。



ただし、ここで見逃してはならない注意点も、ホームさんは説いて下さっています。

これは、Yoniso-manasikāraの話で教えて下さった事でありまして。



その注意はと言いますと。



例えば、偉い人(と世間で思われている人)や、何かの権威・オーソリティが言うているから、その言うている言葉や情報は正しいはずだ、と、鵜呑みにしてしまう、すぐに信じてしまう事って、ありませんかな。

「誰々が言っているから絶対的に正しい!」とか、盲目的に信じ込んでしまうとか、ね。



これについては、ブッダも戒める教えを説かれています。

それゆえに、釈徹宗さんが仰るように、仏教自体に脱構築の機能があるのでありましょう。

最も、今申し上げた通り、「仏教僧侶が仏教に脱構築の機能があると言っているから、それが絶対的に正しい」と、鵜呑みにしないという事が大切である、というところではありますが。

とはいうものの、今のところ、現段階における私は、自覚的に釈徹宗さんの仰った事を採用してはおりますがね。



この辺り、何と申せば良いのでしょうか、「素直に疑う」と言いますか、「まずはきちんと受け止め、受容しながらも、裏を取る努力を怠らない」と申せば、伝わりますかな。



私もまだまだ学び続ける次第であります:それと、三学について学べる機会になりそうなお知らせ

今回は、前回に引き続き、パユットー師が説かれる「戒・定・慧」の三学についての続きを、お伝え致しました。



今回のツイキャスでは、私は何冊か本を傍らに置いて調べながら聴聞しておりまして、如何に勉強不足・知識不足であるかを、思い知った次第で御座います。

初めて知った言葉も沢山ありますし。

もっとも、だからこそ、もっともっと学び精進せんとなあ、と、己を顧みる機会を頂けている、という頂き方もありますがね。



三学と言えば、なんともタイムリーヒットな話題と言いますか、有り難き話が御座いまして。


前回、浦崎雅代さんとホームさんのツイキャスにて、「戒・定・慧」の三学について概要を整理した話を投稿したところ、プラユキ・ナラテボーさんがTwitterにて紹介して下さいました。



そして有り難い事に、プラユキ・ナラテボーさんは、帰国してからの東京での瞑想会にて、三学についての話をして下さるとの事。

2017年8月27日の、帰国後に開催される予定である東京瞑想会にて、三学について教えて下さるそうです、プラユキ・ナラテボーさん。

パユットー師の仏法を学ばれ、タイのスカトー寺で30年ほど修行し仏法を実践されている比丘に、直接学べる機会とは、なんとも有り難き仏縁なり。



最も、開催値が東京という事で、参加が難しい人も大勢いらっしゃるかとは思いますが。

私としては、秋頃に京都で開催されるとの予定を伺っておりまして、そこでの御法話の御縁を賜れば、と、未来を観るところに御座います。

ああ、未来を見過ぎるのは、煩悩で今を生きていないという事にもなりましょうから、ほどほどに、というところではありますが。



さて、私はまた学び続ける事に戻り、プログラミングの学習・実践もする事に致します。



合掌、礼拝

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