御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。
前回は、ブログの作り方と運営、そして記事の書き方について指南書・参考となる、ヒトデさんの記事を紹介させて頂いております。
その時に、ところどころでプラユキ・ナラテボーさんから教わった「自他の抜苦与楽」についても、触れております。
プラユキ・ナラテボーさんは、「良き縁に触れ、良き縁となし、良き縁となる」という事を、色々な本や講座にて、伝えて下さいます。
仏教が大切にと着続けている「御縁」を、とても大切にされているということですね。
そして、それと共に大切に説いて下さるのが、「自他の抜苦与楽」です。
この「自他の抜苦与楽」は、言うなれば「プラユキ仏教」の大切な部分です。
また、ブログの作り方や記事の書き方も含めた、ブログ運営はもちろん、商い・ビジネスにおいても大切にしておくべき事柄であると、私は頂いております。
前回の話と合わせて、今回のプラユキ・ナラテボーさんから教わった「自他の抜苦与楽」が、どのようにブログ運営であったり、ブロガーの活動に関わるのかを、お伝え致します。
ブロガーとして活動している人、ブログの作り方や記事の書き方で悩んでいる人はもちろん、ビジネスビジネス言う手いる人も必見必読の話であります。
Contents
プラユキ・ナラテボーさんが伝えて下さる「自他の抜苦与楽」とは
プラユキ・ナラテボーさんが、本や講座などで大切に説いて下る「自他の抜苦与楽(ばっくよらく)」とは、いかなる事柄であるか。そもそもの話として、まずは「抜苦与楽」という言葉から、紐解いて参りましょう。
「抜苦与楽」とは、読んで字の如く「苦を抜き楽を与うる」という意味です。
もう少し解説致しますと、釈尊(ゴータマ・ブッダ)は、基本的な事柄として「抜苦与楽」という方向性を持ってして、人々の苦しみを緩和・軽減する在り方にて、法を説かれたり、教えを説かれています。
時には回りくどいなあ、と思うような方の解き方もありますけれども、それも「抜苦与楽」の方向性で、目の前の相手が手放さずにいる苦を、和らげたり手放すための教えであったり致します。
子供の頃に、浄土宗のお坊さんからゴータミーさんの「芥子の実」の話を聞いたときは、回りくどいと思うたものですよ。
だって、「この子はもう生き返りません」って、直接言えば良いのに、とか、合理的かつ効率的な考え方しか出来ないと、そういう思考になりますからね。
しかし、回りくどい言い回しで導かないと、相手の苦を軽減・取り除く導きとならないこともあります。
ゆえに、ブッダの話には、回りくどい話もあるわけでして。
これは、「抜苦与楽」を成すための「対機説法(たいきせっぽう)」所以であります。
そこから、プラユキ・ナラテボーさんが説いて下さる「自他の抜苦与楽」に続くわけですが、本でしたら、「自由に生きる」の113ページにも、記されております。
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「自他の抜苦与楽」の事柄以外にも、瞑想についてや、生き方全般、釈尊から伝わる仏教も易しく学べる良書です。

プラユキ・ナラテボーさんの「自他の抜苦与楽」
プラユキ・ナラテボーさんの「自他の抜苦与楽」は、「自他(じた)」というところが、とても大切なところであります。抜苦与楽と言いますと、現代社会では大体が、自分の苦を取り除き、自分に楽を与えるという在り方が、しばしば目立ちます。
要するに「自分さえ良ければOK」という、自己中心的な在り方ですね。
ほんと、特にインターネットビジネス業界で、「ビジネスビジネス」と言っている輩には、実に多い。
ああいうのを、私は「今だけ金だけ自分だけの我利我利亡者」と、観ておるわけですが。
プラユキ・ナラテボーさんが説いて下さる「自他の抜苦与楽」は、それとは全く違う、真逆と言っても良いでしょう。
そして、ここからが「自他」を大切に読むべし、と言うところで御座います。
釈尊・ブッダは、「抜苦与楽による対機説法」にて、人々の苦を軽減、あるいは払拭されてきました。
そうすると、今度は「自分を犠牲にしてでも、人々の抜苦与楽だ」と、鼻息を荒くする人も、いらっしゃるやもしれません。
しかし、だからこそ「自他」を見逃してはならんのです。
私も、極端な自己責任を自身に課していた頃は、これに陥っていた節があります。
これは「自他の抜苦与楽」ではなく、「自己犠牲による自己陶酔」です。
このことについては、プラユキ・ナラテボーさんとヒビノケイコさんによる対談動画1にて、的確かつ簡潔な言葉によって、解説して下さっていますよ。
お二人の対談動画については、別途機会を設けて、お伝え致します。
「自他の抜苦与楽」は、自己中心的で我利我利亡者的な在り方ではなく、かといって自己犠牲的な在り方でもありません。
「自身も他者も、抜苦与楽を実現する」という事が、プラユキ・ナラテボーさんの「自他の抜苦与楽」であり、私はそのように頂いております。
現代社会、特にグローバル社会とは逆の動きが観られる昨今の社会情勢においては、今一度「自他の抜苦与楽」を、問う必要があるのではないか。
私はそのように思うのですが、如何でしょうか。
誰とは申し上げませんが、どこかの国で、大統領候補や次期大統領時代に、自国優先主義的な言説を論じておりましたね。
彼の本心は分かりかねますが、それに煽られて「そうだそうだ!」と、自己中心的な在り方に傾倒してしまった人って、存外いらっしゃるのではないかとも、勘ぐっております。
日本の現代社会においても、「自分さえ良ければよい」という人も、結構いらっしゃいませんかね。
と言いますか、多いでしょう、それが煩悩具足の凡夫、凡人の性でありましょうし。
釈尊・ブッダだって、「誰しもが、自分が一番可愛い」と説いて下さっているという話が、サンユッタ・ニカーヤにもあります。
だからこそ、「ゆえに、他人を害してはなりません」と続くのです。
「誰しもが自分が一番可愛いと思うのが凡夫、ゆえに、他人を害してはならない」を戒めて下さるのが、プラユキ・ナラテボーさんが説いて下さる「自他の抜苦与楽」です。
そしてそのことが、ブログの作り方や記事の書き方など、ブロガーとしてのブログ運営にも、繋がっていくのです。
「自他の抜苦与楽」を念頭にブログ運営や記事の書き方、そして話題(ネタ選定)を考える
私は、基本的には「自他の抜苦与楽」を念頭に、ブログ運営であったり、記事の書き方に注意しております。場合によっては、修羅面が前面に出ることもしばしば御座いますがね。
我利我利亡者や詐欺師、餓鬼畜生という人を辞めてしまった輩については、私は修羅面全開ですし。
最も、それも我利我利亡者や詐欺師が、己を顧みて猛省し、人界に戻るための話でありますし、そういう我利我利亡者や詐欺師に騙されないための智慧にして頂きたいという念いからであります。
我利我利亡者や詐欺師に金銭という餌を与えると、亡者共が更に地獄の奥底に堕ちていきます。
我利我利亡者や詐欺師に騙されない智慧を身につけて、亡者共に餌を与えない事は、きゃつらを救う事にもなるのです。
そして、お金をだまし取られた人達は、その事で苦しみを感じてしまい、酷い場合には命に関わる事態となってしまいます。
言っておきますが、詐欺は人様の財だけではなく命を奪う行為ですからね。
この辺りを考えた事がない浅はかな自己責任論者なる連中は、詐欺被害に遭われた方を自己責任論でとどめを刺してくるのです。
我利我利亡者や詐欺師と言った、四六時中こちらの財産を奪う事しか考えていない人あらざる者に騙されたあなたは決して悪くありません、あなたは悪くない。
現在は、ブログ運営やブロガーというと、ブログ収入であったり、そこから色々な収入を頂ける仕事に結び付ける営業のための運営をしている人も、多く存在します。
それ自体は悪い事ではありません。
問題は、そこから詐欺を働いたり、我利我利亡者になってしまうという現象に陥ってしまう事です。
ブログを見れば一発で分かるケースも増えてきていますよ。
ここで、ブレーキであったり安全装置として働いて下さるのが、プラユキ・ナラテボーさんが説いて下さる「自他の抜苦与楽」です。
例えば、ブログ収入だけが目的で、トレンドアフィリエイトブログを作ったとしましょう。
あの粗大ごみブログをアフィリエイトと言うのは、私は憚れるところがありますが、世間の認知具合から、便宜上、このように表現致します。
トレンドアフィリエイトブログでよくある場合・ケースが、「芸能人の過激な話題(スキャンダル)ネタ、事件ネタ」です。
ほんとこれ、なくなりませんね、某無料ブログサービスのランキングなんて、酷いものですよ。
何らかの衝撃的な事件が起こったら、それについての薄っぺらいぺらっぺらな記事で、埋め尽くされていくのですから。
そりゃあね、それでアクセスさえ集まれば、ブログ収入だけを観た場合、自分の経済的抜苦与楽にはなるかもしれません。
そうでしょうけれども、話題にされた側は、どうでしょう。
もし自分が話題にされる側になったら、どう思われるでしょうか。
例えば、火の手が上がったなどの事件で、連日報道されていた事例がありましたが、それをブログ収入のためだけに、好き勝手に話題にされたら、どう思われるでしょうか。
人それぞれ感じ方は違うでしょうけれども、金だけのためにゴミブログのごみ記事で話題にあされたら、いたたまれなくなりませんかね。
「自他の抜苦与楽」をきちんと念頭に置いておけば、「あ、この話題(ネタ選定)で記事を書くと言う事は、苦を与えないかな、楽を与えるに価するかな。」と、「気づく」ことに繋がります。
そして、気づいた後の次の一歩、具体的には「この話題は、誰も幸せにしないし、話題にされた人が傷つくかも知れないから、やめておこう」と、奥ゆかしい判断と決断に繋がります。
ブログ運営、ブログの作り方や記事の書き方に、「自他の抜苦与楽」は、このような安全装置となり得ます。
ゆえに、ヒトデさんの記事で「前提:読まれる記事とは」と共に、「自他の抜苦与楽」を、大切にして欲しい、そのように思うのです。
トレンドアフィリエイトブログを運営していたり、それを教えている自称コンサルタントは、この事を戒めるべきでありましょう。

「自他の抜苦与楽」の「自」も、ブログの作り方や記事の書き方に大切な事
上で話してきたことは、「自他の抜苦与楽」の「他」についてが中心です。ここで「自」についても、きちんと触れておかなければいけません。
と、言いますのも、ブログ運営をしている時、特に私もトレンドアフィリエイトを実験的にやっていたときに感じた事ですが、こういうところに陥る事が、結構あるのではないかと、経験的に思うのです。
「ブログ更新が苦行だ、つまらん」
「全然ブログ収入が入ってこない、いつまで続ければいいんだ?」
「ちょ、我慢してブログ運営してたのに、手動ペナルティでブログ収入がゼロって・・・」
私は、ごみ記事量産してネット上の粗大ごみにしかならんトレンドアフィリエイトブログ運営を、やってみたことがあります。
そして、その時に感じたのが、このような「苦行的運営」です。
これはまさに「自身への抜楽与苦」でありましょう。
いや、私もね、確かに「記事・アクセスの爆発」という奴を経験しましたし、まとまった金額という形で現世利益を頂いた事はありますよ、トレンドアフィリエイトブログで。
しかし、今思えば人の諸行ではありませんし、読ませてしまったお客様・読者様に申し訳なく思う限りで御座います、本当に申し訳ありません。
人の不幸を喜ぶ性格の悪い奴になりかねない、という危険性が有る事を、身をもって経験し体感を持っております。
私の場合は、うつ病などで倒れて仏教と再会する御縁が在り、それらを仏法から観るようにもなり、戻って来る事が出来ましたけれども。
いや、ほんと、あれはまともな「人」がやるものじゃあありません。
(何を持ってまともかという議論は、ここでは省きます、どうせ詐欺師や我利我利亡者はその辺りしつこく突っ込んで論破して勝ち誇りたいのでしょうけれども。)
しかも、書きたくも無い記事をブログ収入のためだけに書くわけですから、苦痛でしかありませんでしたし、そんな心持ちで書くから、薄っぺらいものしか出来ませんし。
「人間辞めますか、トレンドアフィリエイトブログ(もしくはそれを平気で教えるコンサルタント)辞めますか」ってなもんです。
「トレンドアフィリエイトブログって気持ち悪いし、何となく嫌い」という感性は、人としてのブログ運営をする上で、とても大切にしておきたい感性で御座います。
「自他の抜苦与楽」は、読んで下さるお客様・読者様、あるいは自身が運営するブログ経由でお買い物を楽しんで頂いた上で抜苦与楽に貢献するという事は、とても大切な事であり、意義ある業です。
しかし、それを自身が苦痛を伴いながらやっているというのは、精神衛生上好ましくありませんし、それこそ消耗戦、大切な人生と時間の消耗で御座いましょう。
そもそもとして、そんな苦痛を伴うブログ運営や記事の書き方で、お客様・読者様の抜苦与楽もなせるかどうかも、あやしいものですし。
ブログの作り方と運営、個々の記事の書き方において、「自他の抜苦与楽」が力となってくれて、大切にしておくべきというのは、ここにあるのです。
この辺り、私よりも「りゅうじんさん」が、より詳しくnoteやnoteの月刊マガジンで伝えて下さっていますし、その他のブロガーさん達も伝えて下さっています。
りゅうじんさんの参照:「「サラリーマンをしながらブログで月に10万円を稼いでいる具体的な方法」のりゅうじんさんと対談して気づいた事」
りゅうじんさんの参照2:「りゅうじんさん「ブログで月に10万円を稼ぐサラリーマンブロガー」と無料ブログコンサルを頂いて来ました」
ヒトデさんの参照:「ブログの作り方と記事の書き方は「☆←ヒトデさん」のこの記事を読むべし|私からの補足」
書いていて苦痛になる、ブログ収入のためだけに苦痛を我慢して記事を書く、などは、自身の抜苦与楽とは真逆であり、消耗して苦しむだけです。
「この話題(ネタ選定)は、自他の抜苦与楽になるか」という視点は、他者だけではなく、自身の苦からも離れるための大切な智慧で御座います。
自身は消耗せずに楽しく、そしてお客様・読者様も苦痛を感じずに楽しんで頂く、また役に立ったと受け取って頂くためのブログ運営やブロガーとしての活動。
プラユキ・ナラテボーさんの「自他の抜苦与楽」は、それを支えて下さる智慧であると、私は現役のブログ運営者として、経験的に味わいを頂いております。
尚、プラユキ・ナラテボーさんの「自他の抜苦与楽」以外のも、瞑想なども知りたい、もっと深く学びたい方は、こちらも読まれると宜しいかと存じます。
参照記事:「不安解消に効果があるマインドフルネス瞑想を体験してきました」
参照記事2:「マインドフルネス瞑想の3つの注意点と解決方法|瞑想で消耗しないために」
参照記事3:「マインドフルネス瞑想入門にプラユキ・ナラテボーさんの本や講座が良い2つの理由」
「気づく事」も、ブログの作り方や記事の書き方に大きな力になります。
機会があれば、プラユキ・ナラテボーさんの本や講座に、直接触れられると宜しいかと思う今日この頃に御座います。
合掌、礼拝