気持ちの切り替え方と瞑想|声優の日野聡さんの方法が参考になります

御参拝、誠に有難う御座います。住職(管理人)の修羅観音です。



あなたは、気持ちの切り替え方を確立していて、気持ちの切り替えが上手な方でしょうか。


私はと申しますと、気持ちの切り替え方が下手であります。

今では、鬱状態で気持ちが沈んでいるとき等は、仏教・仏法のお力であったり、瞑想の実践によって、何とか切り替えられるようになってきましたがね。

そして、その過程で、学んだ事や気づいた事も、ある程度は言語化出来るところまではやって参りました。

先日も、うつ病の症状・鬱状態が顔を出していたときに、歩行瞑想や「聖域的時空間」を意識的に取り入れて、気持ちの切り替えと言いますか、脱する事が出来ましたからね。



このような体験をしたとき、ふと、「そういえば、気持ちの切り替え方法として、日常生活において上手に取り入れて実践していた人がいたなあ。」と、思い出した事がありまして。

以前に観たテレビ番組で、声優の日野聡さんが、その実践を伝えて下さっています。



今回は、私が実際にやっていてる、気持ちの切り替え方・気持ちの切り替え方法として使える瞑想とその概念をお伝え致します。

また、すぐに実践出来そうな、具体的な気持ちの切り替え方の実践方法として、日野聡さんの事例も、併せてお伝え致します。



気持ちの切り替え方法を確立していたり、上手な気持ちの切り替えが出来る人は、読み飛ばして頂いて構いません。

「気持ちの切り替え方を知りたい」「自分はついつい沈んだ気持ちを引きずってしまいがちだ・・・」という方は、一つの実例記録として使って頂ければ、嬉しゅう御座います。

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気持ちの切り替えるために必要な「過程」の話:複数の仕事をしている人にとって大切な話

上手な気持ちの切り替え方や、上手い事気持ちを切り替える方法というのは、自己啓発系の本を探してみれば、沢山あるものです。

行動認知療法にも、「気持ちの切り替え方・方法」などは、常につきまとう概念でありましょう。



では、何故にここまで、「気持ちの切り替え」という概念があり、どうして、必要とされているのか。

それは恐らく、現代社会において、気持ちの切り替えを上手い事出来ずに、「気持ちを引きずった状態のまま」でいる事は、不味い事もあるからでありましょう。



例えば、会社勤めをしている人の場合。

朝、自宅で家族と喧嘩して、怒りの気持ちを引きずったまま仕事をして、お客様にぶつけたりしたら、えらいこっちゃってなもんです。

「そんなお宅のご家庭事情は知らんがな」という事情で、怒りをぶつけられた方は、たまったもんじゃありません。



また、陰鬱とした出来事と遭遇して、いつまでも陰鬱とした状態では、仕事も手に付かないどころか、日常生活も締まりが無くなって、おぼつかなくなりかねません。

かくいう私が、それで結構な期間思い悩み、悪循環に陥って心療内科のお世話になっていたわけですがね。



気にしない性質であり、気持ちの切り替えが上手な人でしたら、何とか切り抜けられるでしょうが、私の様に不得手な人でしたら、悪循環に陥ってしまいます。

そこで、上手な気持ちの切り替え方を、上手い事実践出来るようになれば、そういった不具合も緩和できたり、一掃する事にも繋がります。

上手な気持ちの切り替え方は「過程」にあり:上塗りでは無くて、一旦ゼロにする、ゼロに近づける

上手な切り替え方のポイントとして、私が色々と体験した事から言える事が御座います。

それは、「過程」を大切にすることであると、考えております。



どういうことかと申しますと。

これは、以前にお伝えした事とも関連しております。



参照記事:「「脳と瞑想」から「意味付けの中継地点」を学ぶ|自己啓発の不十分な点を補うプラユキ・ナラテボーさんと篠浦伸禎さんの良書」

参照記事2:「気づきが間に合う利益(りやく)や効果|プラユキ・ナラテボーさんの瞑想会で頂いた例え話の補足」



以前、「意味付け」の話をしたときに、ニュートラルポイント・中継地点が大切であると、お伝え致しました。

上手な気持ちの切り替え方、気持ちの切り替える方法も、これと似たような概念が肝要に御座います。



自己啓発書でよくありがちなことが、「意味づけを変えろ!自分を変えろ!」と、無理矢理・無理くり嫌な出来事をポジティブシンキングやらで良い方向に変える、というやり方です。

それが出来る人は結構ですが、それは単に上から「ポジティブ」という色を塗りたくって誤魔化しているだけです。

メッキがはがれたら、またぶり返すのがオチですがな。

しかも、この「メッキを塗りたくる方法」ですと、場合によっては自分に嘘をつく、自分を騙す事にもなります。

仏教・仏法から観たら、それは自身に対する妄語であり、「不妄語戒」を破っている事であると、私は観ますがね。



そうではなく、気持ちの切り替えをするならば、まずは一旦吐き出したり、一旦ニュートラルポイントに到達するという「過程」を見逃してはなりません。

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気持ちの切り替え方の一例:聖域的時空間を用意して瞑想をする

さて、いよいよ具体的な、「気持ちの切り替え方」の話です。



ここから暫く、あくまで一例として、私の事例をお伝え致しましょう。

今から話す事柄は、実際に私が実践していて、それなりに一定の効果を実感している事柄に御座います。

これが全てではありませんし、相性もありますが、試して見て「これは自分に合っているな」と思われるならば、続けられると宜しかろうと存じます。



私の場合、うつ病の症状・陰鬱状態が顔を出したときにも使っていますし、日常の作業でも使っております。

例えば、そうですね、プログラミングの勉強と実践をした後、次に全く別の作業をするという時などが、わかりやすい事例でありましょうか。

会社勤めの人でしたら、社内会議の後で、得意先に営業に回って、その後は会社に帰って事務作業とか、そういった全く別の仕事が連続して発生する場合に使えそうです。

また、家庭内においても、家事や色々と雑多な作業をしている際の、気持ちの切り替えが必要な場合にも使える方法です。



私は、気持ちの切り替えが必要な場面に遭遇した場合、上述したように、一旦「聖域的時空間」へ移行します。

私の場合は、具体的な場所は「仏壇の前」であったり、和室であったり、最近でしたら、坐禅や瞑想時に使っている坐蒲(ざふ)代わりのクッション座布団の上が、聖域的な役割を担ってくれています。

私が使っている、坐蒲(ざふ)代わりの座布団と言いますかクッションは、丸くて平べったい形をしておりまして、半分に折ると、坐禅をするのに丁度良い大きさ・厚さでしてね。

仏壇の前か、この座布団クッションの上に鎮座すれば、聖域に入っているという状態です。



そして、その聖域にやってきたら、今度は身心をニュートラル状態にするために、呼吸瞑想や手動瞑想を行じます。

最初の頃はなかなか出来ませんでしたが、最近は手の動きや呼吸に意識が戻りやすくなっていて、いつの間にか説きが立って「すー・・・」とした状態も味わえる事も出て来ました。



私はこうして、気持ちの切り替え方として、仏法や仏教の実践、瞑想を活用しております。



会社でいきなり座布団を広げるのは、現実的ではありませんが、椅子坐禅という方法もありますから、椅子を即興の「聖域的時空間」にする、というのも、一つの方法です。

聖域的時空間をわざわざ用意する意味

ここで、「聖域的時空間」と、聞き慣れない言葉を使いました。

これは、私が勝手に作った言葉、造語です。

格好良く横文字を使えば「サンクチュアリ・タイム・アンド・サンクチュアリ・フィールド」でしょうか。



どうして、この「聖域的時空間」という話を、わざわざしたのか。



それは、聖域と俗域、聖俗を意識的・自覚的に行き来して、上手に気持ちを切り替えるという話をしたかったからです。

「日常の雑多な状態や忙しい状態、気持ちがざわつく時空間」から、「聖域的時空間という、非日常に切り替える」という事です。



例えば、神社仏閣巡りがお好きな人、パワースポット巡りが好きな人でしたら、自ずとピンっとくるのではありませんかね。

仕事に追われたり家事に追われたり、雑多で忙しい日常を送っている人が、ふと、神社仏閣・パワースポットにいくと、ほっと一息つけたり。

お寺の境内にいると、なんだか落ち着いたり、それこそ「霊域・霊性」がどうのこうの、という事柄が浮かんできたり、そんな体験ってありませんかな。



私も早朝の増上寺や清浄華院で、このような体験をしましたが、まさにあの時の時空間は、聖域的時空間と言えましょう。

いや、「的」は要りませんな、まさに、聖域時空間。



このような時空間に身を置くと言う事は、必然的に日常から切り離された感覚を味わうことに繋がります。

空間的には、身が日常の雑多から離れていることで、物理的な作用が御座います。

そして、その作用が働いている時間は、ニュートラルな状態になりやすい時間とも言えましょう。



わざわざ聖域的時空間を、日常のどこかに用意しておく。

それが難しければ、定期的に聖域的時空間が味わえる場所(神社仏閣など)を、見つけておくことが望ましい事でありましょう。

そこで、瞑想などを習っている人ならば、瞑想を行じれば、尚よし。



環境・時空間の力は、存外馬鹿に出来ません、と言う事は、私の体験からも申し上げておきます。

声優の日野聡さんに学ぶ、すぐに日常生活で実践出来る「気持ちの切り替え方」

なんだか、宗教的な、大層な話だと感じた人も、いらっしゃるやもしれません。

「パワースポット巡りとか神社仏閣巡りとか、あんまりやらないからなあ。」と言う人も、いらっしゃるでしょうからね。



そこで最後に、日常でも上手に気持ちの切り替えが出来る、気持ちの切り替え方の参考事例を紹介しておきます。

これは、「ヴォイスアクター」という、NHKのドキュメンタリー番組で、声優の日野聡さんが実践されている様子が紹介されていましてね、そこで学んだ事に御座います。

私も、つい先日、陰鬱とした状態から、歩行瞑想などのお陰様で状態脱出をした後、ふと、日野聡さんの「気持ちの切り替え方」を、思い出しまして。



日野聡さんは、出演作品も多く、一日の内で何カ所もの現場をはしごする事もあるのだとか。

そんな多忙な日々を送っている日野聡さんは、ヴォイスアクターで、このような事をしていると紹介されていました。



それは、「どんなに忙しくても、次の現場に入る前に、一度街でぼんやりする時間を設けている」という事です。



日野聡さんは、複数の現場をはしごする際、現場と現場の合間に、ぼんやりとして頭を空っぽにしてから、次の現場に入るそうです。

この習慣を持たれる以前は、ガチガチに役を固めて現場に臨んで、そのために咄嗟の対応が上手く行かなかった、と、番組内で話されていました。

現場を重ねる内に、柔軟に対応するため、余裕や余白をきちんと作っておくためのエトス(行為様式)として、日野聡さんは、ぼーっとしてリフレッシュ・リセットする時間を持つようになったとか。



これは、私も「なるほどなあ。」と思うた話で御座いまして。



それに加えて、次の現場に入るまでの間に、この「街でぼんやりする時間」という時空間を持つと言う事は、「前の現場を次の現場に引きずらない」という効果もあるのだろうなあ、と思うたものです。

これはまさに、日野聡さんが実践されている、日常ですぐに活かせる「上手な気持ちの切り替え方」と言えましょう。



是は、会社で営業担当の方は、使えるのではありませんかね。

端から見たら「あ、サラリーマンがサボっている!」と、思われるかもしれません。

しかし、幾つかの会社を営業で回る際、この方法って、実は結構有用であるなあ、と、私は思うところに御座います。

この気持ちの切り替え方を上手に活用すれば、個々の対応も上手に出来るきっかけにもなる可能性がありますからね。



日野聡さんの、「次の現場に入る前に、一旦街でぼんやりしてみる」と言う方法、なかなかに侮れない、上手な気持ちの切り替え方だと、私は頂いております。

気持ちの切り替え方の一つとして瞑想を学ぶなら

今回は、上手な気持ちの切り替え方の一例として、私の実践している方法や、声優の日野聡さんの事例をお伝え致しました。



尚、気持ちの切り替え方として、瞑想を実際に活用したいという方は、一度、瞑想を瞑想指導者から学ばれる事が望ましいと、私は考えております。

このことについては、以前からこの寺院(ブログ)でも、たびたびお伝えしている通りでありまして。



現在は、瞑想指導者が色々な場所で、瞑想指導をして下さる機会も増えておりますからね、敷居は低くなってきている気が致します。

例えば、私が定期的に指導を受けに行っている、プラユキ・ナラテボーさんも、私の地元から行きやすい場所で瞑想会を開いて下さる機会も増えております。



参照記事:「マインドフルネス瞑想会体験感想文|プラユキ・ナラテボーさんの講座での気づき・2017春編」

参照記事2:「気づきが間に合う利益(りやく)や効果|プラユキ・ナラテボーさんの瞑想会で頂いた例え話の補足」

参照記事3:「プラユキ・ナラテボーさん「お話と瞑想の会・京都」後編|食事とお茶の瞑想、後、懇親会」



プラユキ・ナラテボーさんの瞑想会のお知らせは、こちらで確認出来ます。



参照先:「プラユキ・ナラテボー師 「よき縁ネット」」



また、他にも、アチャン・ニャーナラトー師という比丘(僧侶)が、日本で瞑想指導して下さる通い方瞑想リトリートの機会も御座います。



参照先:「京都でのアジャン・ニャーナラトー師の日帰りリトリート(瞑想会)」



善知識の瞑想指導を受けられるように、取りは彼って下さる善知識・善友の御縁、誠に有り難し。



この瞑想会自体が、聖域的時空間にもなりましょうから、気持ちの切り替え方を実践的に学ぶ事が出来ます。

「気持ちの切り替え方が下手だなあ。」と、自身を自己解析されている方は、何かヒントを頂けるかも知れません。



もちろん、これが全てではありませんが、一つの方法論として、紹介しておきます。



合掌、礼拝

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